【だるま軒 札幌 二条市場】元祖札幌ラーメン発祥のお店は西山製麺の発祥でもあった!

味噌ラーメンが生まれる数年前より続く札幌ラーメン発祥のお店として名高いだるま軒さん。なんとこちらの製麺部門が独立して、西山製麺となったレジェンド店だったとは。

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こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

ちょこちょこアップしている札幌グルメですが、3食ちゃんと全部外食してきているのでまだまだアップは続きます(笑)

札幌に行くとなると絶対に外せないグルメの一つがラーメンではないでしょうか。調べてみると札幌市内だけでも美味しそうなラーメン店がゴロゴロしており、どこに行ったら良いか決まらずこのままでは完全にラーメン難民になってしまいそう💦

そんな時にはもぺもぐの一大企画「元祖もしくは発祥のお店」を訪問。

そこで札幌のラーメン事情を調べて見ると面白いことがわかりました。もぺの中では札幌ラーメン=味噌ラーメンと勝手に定義されていたのですが、これが実は大きな間違い!

味噌ラーメンと言えば「味の三平」さんが発祥のお店として超有名ですよね。しかしながら札幌ラーメンにおいても元祖と呼ばれるお店があったんです🙌

そのお店の名は「だるま軒」さん。

しかもより深く調べて見ると、札幌ラーメン店が御用達の有名製麺所「西山製麺」さんのルーツが、まさかのだるま軒さんにあるではないですか! そしてだるま軒の場所を調べて見ると、二条市場内のラーメン店ということで、まさかのもぺが知っているお店に行き着いた(笑)何も知らずに食べているだけではダメだなぁと、改めて考える良い機会となりました🙇‍♂️

札幌では3回ほど朝食を食べるチャンスがあったので、3回全部をだるま軒さんに伺うことに決定w ちなみに家族は呆れていましたけど、何か?

よって、札幌での朝食を求めてだるま軒ダッシュx3💨💨💨

札幌ラーメンとは

その前に本物札幌ラーメンの元祖について🙋‍♂️

札幌でラーメンが人気となったのは終戦直後の昭和21年あたりくらいから、その当時は屋台のラーメン店が主流。特に人気店となっていたのが松田勘七氏の「龍鳳」、西山仙治氏の「だるま軒」、龍鳳でラーメンを学んだ大宮守人氏の「味の三平」の様子。

この中で西山氏の麺作りが評判となって、龍鳳や味の三平だけでなく、札幌にお店を構える多くのお店がこぞって西山氏の麺を使っていた。

なるほど、だるま軒の麺こそが札幌ラーメンの麺であり、それゆえにだるま軒が札幌ラーメンの元祖と名乗っても誰もが納得するほど絶大な影響力を持ってたんですね🍜

西山製麺の誕生

西山氏の麺が評判となったのには、西山氏のそれまでのキャリアが活かされていたようです。西山氏はラーメンだけでなく蕎麦やうどんの麺作りも東京で身につけており、当時は入手が困難であったかん水を使って麺作りをしていたことも人気の一因だったみたい。

そんな西山氏の麺はどんどん人気となり、だるま軒の製麺部門で作っていた麺だけでは対応が困難となる。そこで製麺機械を導入して、だるま軒の製麺部門を西山製麺として製麺工場として立ち上げたらしいっす🙋‍♂️

いやぁ、札幌ラーメン=西山製麺と思っていましたが、まさかそのルーツにだるま軒さんも入っていたとは知らなかったなぁ👍

二条市場

もぺの札幌の常宿はANAクラウンプラザホテル、札幌駅、すすきの、二条市場へと徒歩で行くことが出来る便利な場所。

この日も家族が寝ているのを尻目に、朝からおひとり様でラーメンを求めてテクテクと散歩。

ホテルからはちょうど15分くらいだったと思います。ちなみに以前、冬の雪がある札幌で歩いてきた時は30分近くかかった気がするので、こんなに近くだとは思わなかったw

平日の朝8時過ぎですが活気がそこそこあってびっくり!

市場内の海鮮で有名なお店はどこも行列ができてたので、ちょっとビビりながらだるま軒さんへの足取りもスピードアップ⤴️

だるま軒の外観

二条市場の市場入り口横にだるま軒さんを発見🤩

「本物札幌ラーメンの元祖」なんて楽しい響きでしょうか。屋台から店舗に変わってからも、一貫してこの地で営業されていることもレジェンドの風格を醸し出す一因で間違いなし✨

ちなみに入り口は市場内にもありまして、こちらの暖簾はだるまとなっています。

なんとなんと、だるま軒さんでは毎朝地下の製麺室で、初代より引き継いだ作り方を守り当時から使っている製麺機で自家製麺を作られているそうな🙌

ここに来れば当時の味が残っているなんて、だるま軒さんかっこいいなぁ😍

だるま軒の店内

店内には誰のサインかは全くわかりませんが、ズラッと壁一面に貼られてますね。

貼られている北海道新聞の記事は初代の西山仙治氏かな?

ちなみにカウンター席から正面を見ると、製麺する場所へと続く部屋なのかそれらしき木箱が積み重ねてありますな。

店内はカウンター12席にテーブル席が16席、カウンター席は広めに分けてくれており居心地は問題なし👍

卓上の調味料は一味、胡椒、ニンニク、変わったところで白胡麻がありますね。なによりも掃除が行き届いており、どの容器もピカピカなのはさすが老舗店👌

だるま軒のメニュー

メニューは醤油、塩、味噌、それ以外にあるカレーも気になるわ😍

と申しますのも、カレーとセットになっているセットメニューがやたらと充実しているんですよ🤩

卓上メニューは手書きのフォントが可愛らしい。お子ちゃまメニューがあるのはナイスです🤩

醤油ラーメン

初日には定番と思しき醤油ラーメンを発注✨

スープの第一印象はどこか独特というか、個性的な香りのある味わいが

3150😍

豚ベースのスープだと思いますが、動物系が主張し過ぎることなく出汁感が強めでまとめられてるかな。一言でいえば、時代の潮流に流されることない王道を貫く味わい。これってある程度の個性があるから成立する味だと思うな🙇‍♂️

主役の自家製麺は王道の札幌ラーメン的な薄黄色い細縮れ麺で決まってます。

この麺のもっちり感が強烈で、スープの持ち上げも心地良く

ぶち美味い!

メンマはスープを殺さない素朴な味わいにまとめられてるよなぁ。

こちらも濃過ぎない味付けのチャーシューはもも肉だと思いますが、周辺の脂身により絶妙なバランスで物足りなさはなくしっかりとジューシー👌

存在にびっくりしたのが伊達巻! こちらは創業当初より「おめでたい気分」を共有するために使われており、ほっとする甘味とスープとの相性が

\( ˆoˆ )/

この伊達巻はスープなしの単品で食べたらきっと微妙だと思うなw

いやぁ、伝統の麺もさることながらスープも美味すぎて初日から完飲です(笑)

味噌ラーメン

はい、二日目の注文は味噌ラーメンにしてみました🤩

味噌の香ばしさが心地良く、ラードやニンニクはごく僅かもしくは不使用なのかな🙄 白味噌ベースでじんわりと染み渡る味わいが

口内幸福😍

味噌ラーメンには珍しく塩分も控えめじゃないかな。

普通の味噌ラーメンだと麺は中太麺が多いと思いますが、醤油に続いてこちらも細縮れ麺ですね😍 気持ち醤油ラーメンより細く感じたのは気のせいかな?

もやしはシャキシャキ感を残しており、味噌のチャーシューは小ぶりが2枚でしたね🐽

後半戦は一味を投入してちょっとだけ味変🙋‍♂️

お〜お、一味を加えると味噌の味がバシッと引き締まって

これが大当たり🎯

辛いものが苦手でなければ、一味の味変は絶対に試していただきたいお味です🙋‍♂️

味噌ラーメンも大満足に完食&完飲してフィニッシュ😍

だるま軒の情報

今回のアップは醤油と味噌ラーメンまでとなっていますが、実は3回目も訪問しちゃいました。が、最終日はオープン時間がずれてしまったので塩ラーメンを味わうことが不可😭

次回の札幌訪問時には必ず塩ラーメンとカレーを食べて来ます🔥

もぺ的には星
★★★★★★★★★

関連ランキング:ラーメン | 豊水すすきの駅狸小路駅西4丁目駅

 

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