浜松で営業されていた鮓樹さんが静岡市内に移転オープン。完全予約制で意図的に高価格帯のお店にすることで、予約が取り易くゆったりと熟成鮨を楽しむことが出来ます。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
最近はめっきりと遠征頻度が減っている静岡市内🚃 とは言いつつも、二、三ヶ月に一度くらいはやって来ますが、鮨かんざきさんに足繁く通っているので他店に行く機会がなし。
しかし、新しいお鮨店を発見したとあらば、鮨好きを自称しているだけに食べに行かなければならないでしょう🙋♂️ そのお店こそ今回アップする「鮓樹」さんなんですが、お店の名前を聞いてピンと来た君は静岡の寿司通。
はい、鮓樹さん以前は浜松で営業されていたお店ですが、この度静岡市内は葵区に移転オープンされたんです。浜松の同店にも行きたいなぁと思っていたので、静岡市内へ引っ越してくれてありがとうございます!
鮓樹さんは、静岡県内では珍しい熟成鮨とシャリにこだわる硬派なお店。こういうお店は一人で行っても十分に楽しめるので、予定の空いていた週末にお一人様熟成鮨ダッシュ💨
目次
鮓樹の外観
鮓樹さんの店舗があるのは、葵区の紺屋町でビルの二階店舗とのこと。恐らくこちらのビルなのですが、外観からは鮨屋さんを確認することは出来ず。
ビルのテナントを確認してみると「鮓樹」さんを発見。店名のフォントがなんかオシャレな感じで👍
螺旋階段もありましたが、エレベーターが目の前にあったので、二階だけどエレベーターを利用させていただきます。エレベーターから降りると、なんと女将さんが店頭で待機してくれてますやん! と言うわけで、鮓樹さんの店構えは写真に収めることが出来ず💦
お店の扉をくぐると、あ、お店へと続く扉がもう一枚。なんと鮓樹さんには前室がありまして、鍵付きのロッカーがあるので、衣類や荷物はロッカーに入れてから施錠するシステム🔐
鮓樹の雰囲気
準備を整えて最後の扉を開けると、そこには凛とした雰囲気のあるカウンター席😍 鮨屋らしく音楽はなしで、まだオープンして一年以内ということもあり、新しい初々しさが木目にも残っています。
もぺより先にお一人様がいらっしゃったので、この日はカウンター席を二人で独占しちゃいます。
ランチということで、温かいお茶にてお鮨と対局(笑)
鮓樹のメニュー
鮓樹さん、なんとその日のメニューを印刷して置いてくれているじゃないですか! この紙があればメモを取らなくて良いので、ブロガー大喜びのシステム🙌 ちなみに昼夜のメニューは以下の通りです。
ちなみに席が空いていれば、ランチは当日の10時まで、夜は当日の17時まで予約することが可能。静岡市内では高価格帯のお店になるので、当日でも予約できる日があるのは本当にありがたいっす!
安くしてお店を回転させることも出来ますが、鮓樹さんでは逆にしっかりとしたサービスを提供しつつ高価格帯にすることで、予約で席が埋まることのないようにバランスを取りながら運営されています。
昼のおまかせコース
煮蛸
スターターは青森県産の煮蛸🐙
優しい温かさが残っており、こっくりと強めの甘さ加減。ホロホロと崩れるほど柔らかい食感が
うまぁ🤩
ちなみに添えられているのは味変用のかんずりです!
真名鰹(マナガツオ)
下関産の真名鰹は焼き物にて。
皮はパリッと焼かれていますが、身はフワフワでジューシーな食感が
3150😍
強めの塩気によって、シャープで洗練された味わいに感じます。真名鰹って、本当に上品で美味しい魚ですよね🙋♂️
真鯛の白子と唐墨
こちらは唐墨を使われているため、バランスを考えて白子自体は抑えて薄塩。
フワフワでサラッとした白子に、唐墨のねっとり感がプラスされると
最強のコンビ🤝
ガリ
キツめに絞られたガリは完全に
もぺのタイプ😍
甘味・酸味・辛味の調和が素晴らしく、これだけで1時間くらい飲めちゃうと思います(笑)というか、このガリを使ったガリ酎が飲んでみたいっす🙋♂️
つまみを頂いている間にも、ネタの準備が着々と進んでいきます。マグロと何やら白身を軽く漬けに🤩
切りつけたタネを大皿に並べて、恐らく温度管理をされている様子。
シャリ玉
左が赤酢と塩、右は赤酢と米酢のロゼ。シャリって刻々と味わいが変わっていくので、最初に食べ比べさせてくれるのは大好き😍
シャリは切り立てなので温度が高く、お米自体も硬めですが塩はそんなに強くないですね。一方で、ロゼの方は二種類の酢が重なることによって、旨味が複雑になって重厚な味わいになっている気がします🙋♂️
細魚
最初の一貫は細魚(サヨリ)ですか!
こちらは宮城産 9日熟成。バシッと山葵が効いており、噛ませた海苔の風味がたまらん。熟成によりねっとり感もあり良い感じ。
金目鯛
金目鯛は下田産を8日間熟成。
プリップリの皮目にしっとりと甘みのある身質、フワッと柑橘が香ることで後味も爽やかな仕上がりが
3150😍
鰯
鰯は鳥取産を6日間ほど熟成。
定番のあたりネギのパンチ力に、しっかりと酸味が効いた鰯はジューシーで
旨味スプラッシュ!
漬けが引き上げられて
ワクワクドキドキ😍
さらに大皿で少し休んでから、いよいよ彼らの出番です!
縞鯵
なんと漬けにされていた白身は縞鯵(しまあじ)、こちらは米水津産の11日熟成。
米水津って初めて聞く地名で読み方もわからないので、調べてみると大分県の村で「米水津=よのうづ」と読むそうな。美味しい魚が揚がりそうな場所ですな✨
こちらの縞鯵も見るかにサシが入っていて、11日間も熟成させるほどなので、かなりしっかりとした魚体だったに違いなし!
白身ですが漬けに負けないしっかりとした食感と旨味で
ぶち美味い!
これは漬けじゃないバージョンも食べて、しっかり食べ比べしておくべきだったと大後悔するほどの品😭
赤身
マグロから赤酢のシャリへと移行。シャリが変わるだけでなく、温度もやや高めになっているのでマグロとの相性は抜群!
黄肌マグロは舞阪産の19日。
天身
塩釜産の5日熟成 天身は生の本マグロさま✨
天身とは赤身の中でも一番中心部分に近い場所で、もっとも珍重される赤身の王様。スムースな舌触りですが、シャックとした心地良い食感も兼ね備えており
口内幸福😍
中トロ
なるほど、どれも漬けにすることで締まった食感に芳ばしい香りもプラス😍 中トロはご覧の通り脂加減が最高で
Perfection !
なにもコメントはございません🙇♂️
馬糞雲丹
あれ?シャリがないかと思いきや、、、
馬糞雲丹には、あらかじめシャリが雲丹と混ぜてあるので一体感が凄い。
こちらの馬糞雲丹はそれほど濃厚さはありませんが、やはり山葵を合わせるとフレッシュで相加的に美味しくなりますね👌
活車海老
車海老はやや小ぶりですが、実はしっかりと厚みがあるので食べ応え十分👏
強めの半生に仕上げてあるので、甘さがしっかりと引き出されており、山葵がもう少し効いていると良かったかも!
味噌汁
んんん、溶き卵の味噌汁?
しっかりと出汁が効いてるだけでなく、卵のマイルドさがプラスされているので、どこか家庭的でほっこりとする味わい😊
使われている卵は、富士宮のもみじ鶏らしいです!
新仔鰻
熱々の新仔鰻(しんこうなぎ)は浜名湖産。
パリフワの完璧な食感、甘さ控えめのタレを打ち負かすほどに脂がジュワッと炸裂!
巻物
巻物はずど〜んと鉄火巻き(笑)
海苔の風味が心地良く、思わず恵方巻きのように黙って一本食べちゃいました。
お好み
食べてないタネがあるとなると、延長戦を挑まざるを得ないでしょう(笑)
赤貝の紐
鳥貝も食べる気満々だったのですが、残念ながらなかったの赤貝へ変更。
まずは紐を酢橘にて。
真名鰹
焼き物で素晴らしかった真名鰹(マナガツオ)は下関産の4日熟成。
お〜お、鮮度と熟成感のバランスが素晴らしく、食感としっとり感も同時に楽しめて
けしからん
旨さ!
これは今日一のタネに決定🎊
赤貝
山口産の赤貝は紐が短めだったのでどうかなぁと思っていましたが、しっかりと肉厚で良かった👌
最後は桜の緑茶。
フワッと春の香りが楽しめるので、これは最後にいただくのがピッタリのお茶ですね🌸
玉
玉はデザート替り。
めちゃんこフワフワのスフレ仕立てなので、最後に食べても軽くて良い感じ🙌
鮓樹の情報
鮓樹さん、実際にお昼を食べた感想は、お値段と内容が見合っていて決して高いとは思いませんでした🙋♂️
何より、食べたい時にお店に予約を入れられる環境を作ってくれるとは、利益を求めて回転を重視するお店が多い中、しっかりお客のことを考えてくれていて良い鮨屋だなぁって思います。
静岡市に来たなら、是非とも食べていただきたいオススメのグルメをまとめてみました。他のサイトにはない、もぺ完全セレクトの個性的なお店が目白押しですよ👍
もぺ的には星
★★★★★★★★
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昼のおまかせコース
¥11,000円(サービス料、税込)
つまみ3品、握り10貫、巻物、汁、玉
夜の贅沢コース
¥27,500円(サービス料、税込)
つまみ7品、握り11貫、巻物、汁、玉