【みかわ是山居 門前仲町】当代屈指の江戸前天ぷら職人 早乙女哲哉氏によるモノづくりとは!

天ぷらの神様と呼ばれるほどの料理人が早乙女哲哉氏。なんとなんと、神様の天ぷらは日にちを選べば食べることが出来るんです。

都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

タイトルがいつもと違う雰囲気ですが、内容はいつものようにみかわさんの天ぷらを食べた紹介ですw

せっかく職場が日本橋になったこともあり、これから数年スパンで食べ歩いて行きたいと考えているのが老舗。日本橋=老舗とも言えるほど、多くの老舗が集まっている地域なので、もぺもぐでもしっかりと食文化に触れることが出来ればと考えています🙇‍♂️

そんな老舗の中でも、絶対に外せないお店の一つが天ぷらの名店「みかわ是山居」さん。お店の主人は天ぷらの神様と呼ばれている早乙女 哲哉氏。

なんと!実はもぺ、以前東京に住んでいた時に、まだみかわさんが茅場町で営業していた際に伺ったことがあるんです🙌 その時はまだまだ若造だったこともり、かなりドキドキしながら趣のある店舗に行った記憶が鮮明に残っています。

そんな訳で老舗を本気で食べ歩くにあたり、記念すべき第一号店はみかわさんにしたかったので、再びみかわさんへ天ぷらダッシュ💨

はっきり言いますが、店主の早乙女さんも高齢になられているので、天ぷらが好きな方は早く訪問することをオススメします!

みかわの予約方法

もぺも驚いたのですが、みかわさん普通に予約が可能です🙌 神様なのにちょっと早めなら普通に予約が取れるなんて、なんて素晴らしいお店なんだ。

ただ、シーズンによっては予約困難になってもおかしくないので、予定が決まったらすぐに予約をゲットしましょう。

みかわの外観

久々にやってきました門前仲町。

調べているとちょこちょこ良いお店があるので、一年に三、四回は来ている気がするな。ちなみにこの週は門前仲町に二回来ちゃっています。近々、そちらのお店もアップするのでお楽しみに!

テクテクと歩いてお店に向かいますが、このあたりは飲食店が日曜日で閉まっており人気もなし。

ごますりちゃんこ!

なんとインパクトのあるネーミングセンス、胡麻を擦って食べるんでしょうけどめちゃんこ気になるw

そしてごますりちゃんこの先には、ふみきってxじゃんぷとな(笑)

ちゃんこは力士の店だと思いますが、こちらのイタリア食堂は走り幅跳びの選手のお店か?はたまた走り高跳びの選手か??

ご存知の方がいらっしゃいましたら、是非ともご一報ください🙇‍♂️

周辺のお店を楽しんでいるとみかわ是山居にとうちゃこ。

5分くらい前に到着しましたが、特に待っている人もいない。そいじゃ、もぺも入店することにします!

ちなみに是山居ってどう読むのか分かりませんよね、、、正解は「ぜざんきょ」と読むそうな。

意味は漢字の通り「これこそ山にすむ」らしく、さらに「山居」という言葉は曹洞宗の開祖 道元禅師が修行に対する思想として残したらしい。う〜ん、なんとも学のない平民にはわからない(笑)

そしてこちらの是山居という文字は、人間国宝であった芹澤銈介氏の作品らしいっす。さすが老舗だなぁと感服✨

みかわの雰囲気

店内に入ると、なにやら凄そうな仏像が、、、そしてまだ時間が早いためか、店員さんから3階の待合室でお過ごし下さいとのこと。

なんと待合室まであるのか!

ちなみに店内にはエレベーターまだあるんです✨

3階に登ると、そこには色んな作品がディスプレイされており、怖くてさわれないような作品がずらりと。

う〜ん、これは凄いの一言。

こちらが本日天ぷらをいただくカウンター席ですが、ここから先は写真撮影は禁止とのこと。料理の写真はOKとのことで、ひと安心😇

みかわのメニュー

みかわさんのメニューは季節ごとに変わるおまかせコースのみ。春夏秋冬を味わうことが出来るので、こちらも季節ごとに伺いたくなるよなぁ

おまかせコース(2024年9月)

カウンター席について、写真の可否を確認すると店内はNGだけど料理はOKとのこと🙌 ドリンクは久々の日本酒を選択すると、1合と2合から選ぶことが出来たのでやる気満々の2合をチョイス。

料理の途中で注文するのは、出来たら避けたと思っていたのでピッタリっす!

左奥から塩・ガラ入れ・大根おろし・天つゆのラインナップ。どの器も良い感じだなぁ。

ビックリしたのがこちらの天つゆ! なんじゃこの色は!! こんな色をしている天つゆなんて見たことないんですけど!!!

話を聞くと、枝豆と蓼を使った夏用の天つゆとのことで

本気でびっくりしたわ!

見た目ではまったく味の想像もつきませんw

前菜は左から豆腐・枝豆・煮凝りと渋い内容。

それではいよいよ、お待ちかねの天ぷらがスターティン。ヤッタァ、もぺの目の前に早乙女さんと

アリーナ席ゲッツ❗️

ただし、約束通り写真がないのが残念ですが、しっかりと目に焼き付けてます(笑)

スタートはいきなり車海老🍤

どちらかと言えば小型の車海老ですが、おそらくこれは味を考えての選択じゃないかな。鮨店でも車海老にこだわるお店は、大き過ぎない方が甘さが良いと言ってたからなぁ。

薄っすらと衣をまとった海老は、パリッと食感が良く上品な甘さが

うまぁ🤩

しっかりと火入れされており、熱々だからこその海老の食感と味わいにうっとり。もちろんこちらは塩対応(笑)

合間に天つゆを準備しましたが、どう見ても天つゆには見えないルックス🤣

まずは天つゆだけを大根おろしで味わうと、ウホォこの天つゆさっぱりとしていますが、豆の美味しさと蓼のわずかな苦味が

ぶち美味い!

酸味もあってこれは凄いな😍

続いては再度の車海老キタァ✨

いやぁ、同じネタを二回立て続けで塩と天つゆで味わうスタイル、二回目は一回目に感じることが出来なかった細部まで味わえて

3150😍

続いては海老のお頭さん。

これがですね、普通は海老の硬さも感じると思うのですが、まったくストレスなくパリパリで驚き!

二回目は一回目にあまり感じることの出来なかった海老味噌が美味いなぁ。

いやぁ、これは海老のサイズがやや小ぶりだからこそ為せる食感でしょうね。ちなみにSDGsを意識して、もぺは海老を余すとこなく平らげます!

残したらゴミですから。

続いては定番の鱚(キス)。

こちらは表面は軽くサクッとしていますが、中はふんわりと柔らかく熱々🔥 白身の香りが引き出されており、優しい味わいに

悶絶必至🔥

いやぁ、鱚を一番美味しく食べる調理法は天ぷらだよなぁ😍

続いては墨烏賊(スミイカ)。

柔らかくフワフワの食感、こちらもノーストレスで食べれちゃう品。そう言えば、初めてみかわさんに来た時には、最後にイカをお代わりしたのを思い出しました😍

墨烏賊も二つあるため、二つめは天つゆで味わえる幸せ😍

ここで天ぷらから離れて、素敵なお椀が登場✨

蓋を開けると上品ながらしっかりとした出汁の香りが一気に広がります。

なんだこの汁、香りは非常に鮮烈なのですが、味わいは繊細な薄口に仕上がっておりハイレベル。その辺の和食店では出せないほどの高貴な味わいにうっとり。

湯葉は焼き目を入れて香ばしさをアップ、海老真丈は優しくトロける食感、これらを優しく包み込む出汁と

美味でございます🙇‍♂️

続いてはホクホクの銀杏。

そしてなんの前触れもなく登場したのが雲丹の大葉巻き😍

熱々をすかさず頬張ると、火入れされた雲丹はややもっちりとした食感。生食と比べると香りと風味が増強されており

けしからん
旨さ!

最後に大葉の香りが優しく効いており、コレは生で食べるよりも断然美味いっす🙋‍♂️

ここで天ぷら皿の紙が交換され、次に何が登場するのか

ワクワクドキドキ😍

なんと登場したのは巨大な松茸が半身で🔥 すかさず熱々を頬張ると、適度に水分が脱水されており香りが鼻から抜けて

まじ絶品やん✨

これだけ巨大だと松茸の繊維が気になりそうですが、これがね邪魔にならない程度のシャキシャキ感。

こんなに贅沢なものを食べちゃって良いのかしら、、、なんて思っていると

またまた松茸アゲインに

\( ˆoˆ )/

いやはや、これだけシンプルな品だからこそ、如何なく早乙女氏の技が発揮されている気がするなぁ🤩 そして二つ食べることが出来る、この幸福感がたまりません!

次はもぺが大好きな女鯒(メゴチ)。メゴチは鱚と比べると、ややもっちりと優しい食感の白身で繊細な味わいが

口内幸福😍

鱚にも引けを取らない味わいにうっとり。

いよいよ最後の穴子、目の前で二つに分けられるとジュワッと良い音を奏で

よだれ5リットル🤤

まだまだ食べれますぜ!

ほほ〜う、穴子はやや強めに揚げられておりサクサクとした衣。一方で、身は柔らかくトロける極上の品なので、これは間違いなく対馬産の穴子だろうな😍

実はもぺ、穴子の天ぷらはそんなに好きではありません。恐れずに言えば、ほとんどの穴子の天ぷらって衣を食べてるだけじゃないですか?

みかわさんの穴子は衣が軽く、しっかり穴子を味わえる仕上がりに感動✨

後半戦は天つゆをたっぷり使い、あっさりと食べると良いですなぁ🤤

なんと野菜の天ぷら、こちらの五種類から二種類を選択するシステム。これはめちゃんこ悩ましいのですが、嬉しいことに二人の場合は四種類を選んで分けることが出来ちゃうんです!

最初の野菜は茄子🍆

ちなみに野菜も二つ出てくるのですが、分け合っているので今回は一つになっております。

続いては極太のアスパラガス。

こんなに太くて瑞々しいアスパラを完璧に火入れしているので、こちらは強烈に熱かった(笑)

こちらはサツマイモ。

最近では時間をかけて転化する焼き芋のように揚げるお店が多いですが、こちらはホッコリとした芋を生かしたスタイル。

椎茸は旨味が濃縮されるほど揚げられており、鼻から抜ける香りが最高だったなぁ😍

ここでお漬物が登場して、いよいよ最後の〆へと向かいます。

はい、天ぷらの〆と言えばど〜ん!

かき揚げがのった天丼っす🙌

小柱を使ったかき揚げ、タレはちょうど良い塩梅に決まっており、これは最後に食べても重くないのが👍 しっかり衣もあるので、天ぷらを食べた満足感が急激に高まるなぁ。

汁は赤出汁。めちゃんこシジミの出汁が効いていると思ったら、、、

うわ、普通のしじみの3倍はあろうかという巨大なシジミ😍 あまり大きさが伝わらないと思いますが、小さな浅利よりデカいっす(笑)

はい、天茶も食べちゃいましたw これがね、先ほどのお椀よりしっかり出汁が効いていて、かき揚げと

最強のコンビ🤝

う〜ん、天丼と天茶どちらを選ぶべきか、これは随分と大きな問題だったので両方食べちゃいました(笑)

通常は天丼と天茶から選ぶシステムになっているので、両方と食べたい場合はスタッフにご相談ください。材料の準備が出来れば対応してくださると思います🙋‍♂️

最後のデザートは黒豆のゼリー。

実はね、この黒豆がほっこりしていて

うまうま🤩

しかもね、黒豆の風味がゼリーを絶品にしてるじゃないですか!

熱い緑茶をいただいて、至福の天ぷらを満喫することが出来ました🙏

みかわの情報

なんでしょう、早乙女さんは粛々と天ぷらを揚げてくださり、特にパフォーマンスがある訳ではありませんが、まるで何かを鑑賞したような感覚。

一切無駄のない動きから出される天ぷら、これを熱々のうちに食べる、この一連の繰り返しはあっという間に終了するほど充実した時間でした。

最後にはお願いして、早乙女さんにサインまで貰っちゃいました🙌

シーズンが変わったらまた行こっと!

もぺ的には星
★★★★★★★★★☆

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