【穴子の魚竹寿し 静岡市清水区】三代目女性店主による江戸前鮨が進化中!

穴子の魚竹寿しさん、穴子だけでなく全てのタネに仕事を加えた正真正銘の江戸前鮨が頂けるお店。女性店主ならではのカウンター席が居心地も良くて食べ過ぎ必至。

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こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

静岡市内のお鮨店を探してますが、なかなか良さげなお店が見つからなくて困ってます😰

地域的な要素があると思うのですが、どうにも静岡県全般として居酒屋的なお寿司のお店が多くて、お刺身をシャリに乗せたいわゆるお刺身寿司が主流の様子💦。東京では実力のある人気店からお弟子さんがバンバン独立して新店舗がオープンしており、地方にも本格的なお鮨店が増えてくれないかなぁと思っている今日この頃。

そんな時にインスタで活発に発信されているお店を発見✨

そのお店は改装オープンしたばかりの「穴子の魚竹寿し」さん。改装に伴いこれまでの営業スタイルを改めて、三代目の千葉 由美氏が自身の目指す江戸前鮨へと進化しているお店。店主さんが女性と言うのも興味を引きますが、それ以上に静岡市内で江戸前鮨を志しているお店があったことに大歓喜🙌

カウンターで千葉さんのお鮨を満喫すべく、予約を入れてからの江戸前鮨ダッシュ💨

魚竹寿しの外観

魚竹寿しさんの最寄駅はJR草薙駅、駅から徒歩で約10分程度の草薙神社通り近くにあります。

この写真に写っているご立派な建物が魚竹寿しさん。

お〜お、ライトアップにより店内のカウンター席が良い感じに見えています。お鮨屋さんって内部が見えない構造になっているお店が多く、お鮨屋さんに慣れてない人にとってはお店の雰囲気がわからず入店するハードルが高くなってますよね。

こんな感じに店内の雰囲気がわかると、中を確かめることが出来るので入店のハードルが下がりますね👍 この日はもぺ達の他には、古くからの常連ぽい四人ご家族がいらしてました。

ちなみに魚竹寿しさんのお隣は現在空き地となっていますが、以前はこちらにも店舗がつながっていて宴会やご法要なども対応されていたらしい。

魚竹寿しの駐車場

駐車場は完備されているのですが、わかりにくい場所にあるためにお店にお問い合わせくださいとのことです🙋‍♂️

魚竹寿しの雰囲気

改装されたばかりの店内に入ると、明るく清々しい雰囲気。鮨屋によくある張り詰めた緊張感はなく、居心地の良さを感じます。

ちなみにカウンター席の後ろにテーブル席もありますが、せっかく魚竹寿しさんに来られるなら絶対にカウンター席をご予約下さい🙋‍♂️

カウンター席でいただくにぎり🍣は、テーブル席でいただくよりも同じものであっても格段に美味しいですよ。

その日に使用されるタネは、整然とタネケースに美しく並べられています。タネケースを見るとそれだけで

ワクワクドキドキ😍

わからない or 知らないタネがあれば、ここで由美さんに聞いてみて下さい! どのタネも由美さんが毎朝市場まで足を運び、自ら目利きをして仕入れた品なので丁寧に解説して下さいますよ。ちょっとしたタネのウンチクを聞くのも、鮨オタにとっては楽しい鮨トークです(笑)

魚竹寿しのメニュー

メニューは大きく分けるとおきまりとおまかせの二種類。

  • おきまり
    江戸前にぎり 8貫+巻寿司 3,300円
    江戸前にぎり 10貫+巻寿司 4,400円
  • おまかせ(カウンター)
    10貫 8,800円
    13貫 11,000円
    13貫 14,300円

もぺは基本的にお店にあるタネをすべて食べたいので、一番にぎりの多いおまかせを選ぶことにしています(笑)見せていただいたタネで絶対に食べたいものがあれば、そちらを含むコースを確認するのもありだと思います。

ちなみに多くのお鮨屋さんで高騰している雲丹などを追加するとめっちゃ高額になることがあります💦 そんな場合も、始めから雲丹が含まれているコースを選んだ方が最終的にはお得になる気がします。

店名が穴子の魚竹寿しとなっているので、穴子寿司の専門店と思われていることがあるようですw もちろん穴子に対するこだわりは強く、テイクアウトにぴったりの単品があります🤩

以前は一品料理もあったそうですが、現在は江戸前鮨にシフトされており最小限のものしか残っていません。

おまかせのにぎり

とりあえずはビールに対して失礼なので、まずは大好きな生ビールで乾杯🍻

カウンター席ということで、今回も大好物の

アリーナ席ゲッツ❗️

白海老がビールにぴったりだよなぁと眺めていたら、、、

白海老の唐揚げ

はい、もぺの目の前に登場🤩

やや大きめの白海老だったので、殻がちょうど良くサクサクに揚がって

うまぁ🤩

ここでタネケースの紹介タイム✨

このタネケースに入っているもは全部大好物です!ちょっと小ぶりではありましたが、大好きな鳥貝も食べようと思っていたら、まさかの隣のお客さんが先に注文😰 食べたいものは先に申告しておきましょう。

なんと、なんと、こちらのタネケースには玉が三種も準備されておりビックリ👏

水だこ

まず初めに登したのは、わさび栽培発祥の地である葵区の有東木産のわさびを乗せた水タコ。

クリーミーなわさびに、タコは噛み締めるごとに旨味が出てくるなぁ🤤

ヒラメ

ヒラメは塩&カボスにて。

ヒラメはしっかりと肉厚ですが、ちょっと熟成が長めなのか柔らかい仕上がり。

この時はまだテイクアウトや配達にも対応されていたのでシャリに甘味を入れていたそうですが、現在は赤酢に変更されて変わっているようです🙋‍♂️

キスの酢〆

最近では見かけることも少なくなりつつある鱚(キス)。

こちらはサッと酢で締めることで、旨味が濃縮されると共に食感も増強。昆布締めとは異なり、シンプルに鱚を楽しめる一品。

アジの酢〆

続いての鯵も酢締め。

酢締めにより熟成感が感じられ、噛ませたネギが良い繋ぎを果たしています👍 実は酢締めではない鯵もあったけどお隣さんに食べられちゃいました(笑)

北寄貝

大好きな北寄貝は生にて。

生だからこそ味わえる程よい甘み、もちろ臭みなど一切なくて

3150😍

ガリで一度口の中をリセットして、日本酒でプッファ。

漬け

漬けは湯霜にて。

クセや尖った感じがなく、切り付けのように丸みのある仕上がりが

ぶち美味い!

マグロの強さというよりも、優しい部分が引き出されてます🤩

ミルクイ

ミルクイは本物の本ミル貝。

ちゃんとした江戸前のお店に行けば本ミルが使用されていると思いますが、近頃では代替品の白ミル貝をよく見かけますが完全に別物💦。

コリっとしつつもスッと歯が入る絶妙な食感、ごくごく自然な甘さが

\( ˆoˆ )/

中トロ

中トロにはわずかに感じる酸味が

👍👍👍

小肌

小肌にはヒラメの朧(おぼろ)をかませて。

最近の酢締めはバシッとストレートに効かせた仕上げが多いですが、朧をかませて酸味と甘味のバランスをとる伝統のスタイル。

浅利

魚竹さんで楽しみにしていたのがこちら浅利の深川にぎり。

浅利に出会ったのは東京にある老舗の名店 吉野鮨本店さん以来になるので5年ぶりになるかな💦

大振りの浅利2枚付けにツメ、一口で頬張ると口の中で咀嚼するほどに一体感が醸成されて

口内幸福😍

煮蛤

続けざまに登場したのが煮蛤、こちらももぺが大好きな一品。

煮蛤には浅利にはないシャクシャクとした食感が

けしからん
旨さ!

貝類は総じて、噛み締めるほどに甘みが増すので良く噛みましょう(笑)いやぁ、今この文章を書きながらも

よだれ5リットル🤤

雲丹

最近はびっくりするほど高騰を続けているもぺの天敵の雲丹。中国勢が買い始めたらどこまで値段が上がり続けるやら💦

と言っても、実のところもぺは鮨に雲丹は必須だと思っていません!これだけ高騰してしまっては、思い切って雲丹をコースから外しても良いと思います🙋‍♂️

それにしても海苔の風味が

👍👍👍

こちらで使われている海苔は三保の極上品。

あいにくこの日は天気が悪くて湿気高い日だったので、海苔も直ぐに湿気ってしまうのが無念😢

イカの印籠詰め

由美さんのインスタアップを見ていて絶対に外せなかったのが、こちらのイカの印籠詰め🦑 席の予約と共にこちらも予約しておきました😍

新しくお酒を投入してからいただきます😍

少し小ぶりのイカでしたが、断面をみるとしっかりと厚みがあり

ぶち美味い!

シャキッとしたイカの食感にツメの甘みがたまらない🤩 これは食べ始めると止まらなくなるなぁ。

煮穴子(塩)

締めの穴子は塩から。

細かな骨までしっかりと処理されているので、ふんわりとした食感だけでなく穴子の旨味もしっかりと👍

煮穴子(詰め)

続いてツメを使った煮穴子。

トロッとしたツメが穴子を覆うことにより、フワッとした食感にトロける美味しさがプラス。季節がら脂のりは控えめですが、夏らしい穴子の味わいをダイレクトに感じることが出来た一品😍

延長戦

予習は苦手ですが復習は絶対に欠かさないタイプなので、お鮨でもその日のお気に入りをしっかりと復習しておきましょう(笑)

ただの食いしん坊です🙋‍♂️

キスの酢〆

おそらく3年ぶりくらいにいただいた鱚、今見ても肉厚で美味しかったなぁ。

煮蛤

これもあれば必ずおかわりしたい大好物。

漬け

魚体の大きなマグロだと熟成をかけることもあり漬けには向かないのですが、小さめのフレッシュなマグロは漬けが美味いなぁ😋

干瓢巻き

今ではお鮨屋でしか食べることのなくなった干瓢。

実はもぺは子供の頃から干瓢が大好きで、太巻きに干瓢が入っていないと食べないほど面倒なやつでした(笑)

シャリとの相性もあるためかやや控えめな味付けが食べやすい👍

玉三種

最後に玉三種。

これまで二種類までは見たことがありましたが、さすがに三種類の玉を一度に食べるのはお初です🙌

特に気にい言ったのは鞍掛けの玉、ねっとりとした食感に海老の優しい風味が古典的なお仕事で

本気でびっくりしたわ!

玉を焼くのってかなり大変、本当に手間暇かかる仕事なんですよ。

お椀

最後にお椀をいただいてご馳走様でした🙏

魚竹寿しの情報

魚竹寿しの由美さん、インスタの投稿にも積極的で早朝から市場に伺っている様子などを、インスタのストーリーズにアップされていたりします。興味のある方は↓より是非ご覧ください🙇‍♂️

もぺが伺った時期はお店のシステムが変わっている移行期でしたが、現在はさらに江戸前鮨を極めるべく、シャリも赤酢に変更されているようですよ🙋‍♂️

もぺ的には星
★★★★★★★☆

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