熱海の市街地から離れた林が丘で全席個室の完全プライベート空間で営業されているアロマフレスカ。ゆったりとした時間の流れる日本家屋で頂けるのは正統派イタリア料理。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
静岡県東部を中心に活動していますが、開発がいまいち進んでいないのが伊豆半島の反対側の熱海から湯河原地域。と言うのも、三島に住んでいると意外に熱海方面の飲食店の情報が伝わって来ないんですよね💦 わずか二つ隣駅なのに熱海方面は観光地的な印象があるためかなぁ🤔
そんな訳で2022年は結構な頻度で熱海に通っているもぺ、有名店はある程度わかってきましたがこんなに素敵なお店があるなんて気が付かなかったよ🤩
そのお店の名前はアロマフレスカさん、熱海の海側ではなくて絶景を望む別荘地の林が丘に店舗。こんなお洒落な場所が熱海にもあったなんて全く知りませんでした💦
アロマフレスカさんはランチとディナー営業されていたので、今回は珍しくランチダッシュ💨
目次
アロマフレスカとは
お店に向かう前に、アロマフレスカさんのホームページがありましたので引用しておきます👍
こちらに書かれているように、なんと温泉が付いた特別室があるんです！ お料理の前でも後でも両方でも、温泉に入ることが可能だそうです♨️
黒木シェフ
アロマフレスカでシェフを務められるのは黒木 優氏。
黒木 優、1979年東京生まれ。北イタリアでの修行時代に培った食材への強いリスペクト。骨格のしっかりした、そして穏やかで優しい料理を作り出します。本物のイタリア料理を、ここ熱海の地で存分にお楽しみください。
最近では本格的な料理を出されるお店のシェフって、多くの方が海外経験も豊かで本当にびっくりな時代だわ。
お店の外観
熱海駅から一旦降った後に、Googleマップさんに従って坂を上り始めると思ったよりも急な坂😓
あ〜、お店に予約の電話を入れた時に当たり前のようにタクシーで来ますかと聞かれた理由がわかりました💦
10分以上歩いて登りましたが、まだまだ坂は続く様子😱
ちなみにちょうどここを左に曲がると、抜け道の階段があってショートカット出来ますが、めちゃんこ急な階段なのでおすすめ出来ませんので悪しからず。
ぐるりと回って、やっとお店を発見🤩
ほらほら、近くまで来たらリストランテ アロマフレスカの主張しない看板があるでしょ！
店舗はこちらの階段を降った日本家屋。
雰囲気のある門の先には絶景が広がる素敵な立地だなぁ。
ここまでパシャパシャと写真を撮っていましたが、実は店内にはスタッフさんが待ってくれていてちょー恥ずかしい（笑）
駐車場
アロマフレスカさんの駐車場はここにある絶景スペース。普通に停めたら一台、頑張れば二台停めれるかも？
店内の雰囲気
なんとアロマフレスカさんの家屋はそれほど古い建物ではないようですが、以前は料亭として使われていたそうでなんとなく名残を感じる店内。って！ 料亭なんてこれまで一度も行ったことないけど（笑）
建物には靴を脱いでからあがるのでご準備くださいね👍
本日のお部屋はこちら💁♂️
六畳一間を贅沢に独占できてこりゃ素敵すぎますよね。
窓からは新緑が眩しく、まだそれほど暑い季節ではないので涼しい風が気持ち良い。
これぞまさにラグジュアリー🤩
メニュー
アロマフレスカ熱海のお料理は月替わりのコース料理となっており、ランチは二つのコースより選択でディナーは一択となっています。
- 季節のアロマフレスカコース ¥13,200税込（Lunch/Dinner）
アロマフレスカ熱海を堪能できる、旬の10皿コース - お昼の特別コース ¥8,250税込（Lunch）
皿数を抑え少し軽くした、お得なランチコース
6月は「夏を待ち、梅雨を楽しむ。」をテーマに清涼感あるコースが出来ました。
しっとりとした雨模様もここ熱海には似合います。どうぞ今月もお寛ぎ下さいませ。
季節のアロマフレスカコース
・Antipasti KOIMARI
古伊万里で始まる旬菜のヴァリエーション
才巻海老のカダイフフリット
白エビの生春巻き
梅雨穴子と赤茄子、紫蘇ビネガー
アメリカンチェリーのガスパチョ
黒毛和牛と熱海のわさび漬
・Tagliolini ai ricci di mare più bottarga
北海道産塩水雲丹のタリオリーニ
ピウ、自家製のからすみ
・Fileja alla ‘nduja con mais giovane alla griglia
皮付きヤングコーンの炭火焼きともっちりフィレイア
ンドゥイアのアラビアータ
・Spigola in padella con pesto genovese e zucchine alla scapece
能登半島七尾湾のスズキ
色鮮やかなジェノベーゼとズッキーニ
・Lombo d’agnello impanato con peperonata piemontese
赤身のラムロース肉と香草パン粉
ピエモンテ風 夏のペペロナータ
・Fagottino ai mirtilli e gelatina di te colorata piu acidita
ブルーベリーとフレッシュチーズのファゴッティーノ
カラフルなジュレと酸味
・Maccia e Piccolini
お抹茶とイタリアの小菓子
お昼の特別コース
・Antipasti KOIMARI
古伊万里で始まる旬菜のヴァリエーション
才巻海老のカダイフフリット
白エビの生春巻き
アメリカンチェリーのガスパチョ
梅雨穴子と赤茄子、紫蘇ビネガー
・Tagliolini ai ricci di mare più bottarga
北海道産塩水雲丹のタリオリーニ
ピウ、自家製のからすみ
・ileja alla ‘nduja con mais giovane alla griglia
皮付きヤングコーンの炭火焼きともっちりフィレイア
ンドゥイアのアラビアータ
・Lombo d’agnello impanato con peperonata piemontese
赤身のラムロース肉と香草パン粉
ピエモンテ風 夏のペペロナータ
・Fagottino ai mirtilli e gelatina di te colorata piu acidita
ブルーベリーとフレッシュチーズのファゴッティーノ
カラフルなジュレと酸味
・Maccia e Piccolini
お抹茶とイタリアの小菓子
飲み物はこちら。
ボトルだけでなく、グラスワインにハーフボトルと揃っており、ワインの事が良くわからないもぺはもっぱらスタッフにお任せです🍷
季節のアロマフレスカコース
料理のコースは予約時にお伝えする必要がありますが、ほとんどの人が季節のアロマフレスカコースを頼まれると思います。
ただ品数が多く時間が必要ですので、時間がない方はお昼の特別コースがおすすめ。
机の上にあったオリーブの紙を裏返すとメニューが登場。
鮨や和食ならメニューの話を聞いて、まぁなんとか覚えてられますがフレンチやイタリアンは聞いたことのない単語が出てくるので非常にありがたいです🙏
お店に来るまでに大体20分くらいは上り坂を登ってきたので、ファーストドリンクがグビグビするためにエビスで乾杯🍻
最\( ˆoˆ )/高
汗をかいた後には、クラフトビールとかではなく定番の日本ビールが間違いなし👍
才巻海老のカダイフフリット
前菜は古伊万里で始まる旬菜のヴァリエーション。一皿に盛り付けられて登場する前菜が多いですが、こちらは古伊万里で一皿づつ楽しめる最高の演出✨
いきなり最初の一品がカダイフのフリットですか、もぺがルービーを注文することを見越してましたかシェフ😍
バリバリと手で頂いちゃうと、海老の殻までしっかりと揚がっているので海老感が満点で
3150😍
カダイフとはトルコの極細麺や麺状の生地。最近、揚げ物で見かけることが増えてきましたよね。
伊豆の筍 赤ワインソース
続いてはシーズンも終わりに近い筍さん。濃厚に煮詰められた赤ワインソースはバルサミコを優しくした感じ、表面を香ばしく炙られた筍とめちゃんこ合いますやん😍
とうもろこし粉のクリーミーな新茶
ほほぅ、とうもろこしにお茶ってありそうで食べたことない一品やん🙌
つぶつぶ感を残しつつもクリーミー、香り高い新茶のほろ苦さがとうもろこしの自然な甘みを引き出す。
ここから白ワインを投入！
稚鮎と胡瓜 大葉のジェノベーゼ
和の膳に飾られているのは稚鮎に胡瓜、イタリアンだけに蓼酢ではなくジェノベーゼですね。
稚鮎は躍動感に満ちた演出。
大葉のジェノベーゼって絶対に稚鮎と会うこと間違いなしでしょう🙋♂️
まずはそのままのお味を楽しむと、頭から丸かぶりで全くストレスがなくて、この稚鮎の贅沢なサイズだからこそ一匹丸ごと満喫できて
口内幸福😍
三島鰻と長芋、黒米、藤椒油
うなぎがどんな形で出てくるのか
ワクワクドキドキ😍
パッカーんすると、なるほどうなぎ＋長芋＋黒米の三層構造。
藤椒油とは青花椒のオイル、こんな商品もあるんですね
うなぎはしっかりと皮パリの焼き上がり、ここに合わせている黒米がめちゃんこワインと
最強のコンビ🤝
どことなく蒲焼を連想させますが、全く異なる完成形が面白い一皿。黒米を一番下が落ち着きがある盛り付けですが、うなぎと長芋の間に挟む形がひょっとして味と食感が引き立つ気がします。
前菜も終了していよいよ次のお皿がセッティング！
オリーブとパプリカを包んだニョッキ
オリーブとパプリカを包んだニョッキはフルーツトマトのポモドーロフレスコ。
ニョッキと言えば芋虫風を連想しちゃって、こんなにお洒落なニョッキはお初ですよ😍
アンチョビとパプリカはマイルドな味わいですが、湯剥きされたトマトがしっかりと濃い。トマトソースを頂いているような不思議な気分になりました。
ニョッキって色々アレンジが出来て、アロマフレスカさんには面白いメニューがまだまだ隠されてそうだな😍
フォカッチャ
熟成感を感じさせる香りに絶妙な塩梅、油も控えめで軽い仕上がりは料理の裏方役担当ですね👍
ホワイトアスパラガスと夏のトリュフ
毎年食べ逃すことが多い大好物のホワイトアスパラガスですが、たっぷりのトリュフで形を確認することが出来ません😍
いやぁ、サマートリュフの香りだけでも
なんじゃこの美味さ！
タリオリーニは手打ちの細麺、平打ちで程よく腰もあり十分にトリュフの香りをまとって
ぶち美味い！
ホワイトアスパラにトリュフを合わせるとシンプルに最高🙌
惜しげなくトリュフを使ってくれているので、最後までトリュフに包まれることが出来て
夢のような一皿やん！
スズキのロースト
スズキのローストにはビスク風トマトソースとパッションフルーツ🥭
つるむらきとスズキの間からねっとりと顔を覗かせているのがパッションフルーツ。
スズキはこんがりと焼けた焦げ目がやたらと食欲をそそる香り。もっちりしたスズキの身に濃厚なビスク風、そこにパッションフルーツの独特な食感と酸味が加わると
Perfection !
食べたことのないお味だわ😍
乳飲み仔牛の骨付きロースとカルチョッフィ
乳飲み仔牛の骨付きロースとカルチョッフィには白ワインソースと色鮮やかなビーツ🤩
カルチョッフィ＝カルチョーフィとはイタリア語でアーティーチョーク。
白ワインソースにカルチョーフィとビーツがどう影響するのか
よだれ5リットル🤤
カルチョーフィから頂いてみると、白ワインソースに同系列のカルチョーフィの酸味が乗っかって
うまぁ🤩
乳飲み仔牛のロースが柔らかくてもっちりなので、これなら10本くらい食べれるわ（笑）
続いてはビーツを合わせるとホクホクにビターな味わい、クセのない乳飲み仔牛の味わいに奥行きが出るイメージ。
最後はそのままとソースの両方で食べ比べすると、なるほどと唸るほど
やたらうまい🤤
メロンのタルト ズッパイングレーゼ風
メロンのタルト ズッパイングレーゼ風にはジャスミンの香りのグラニテを添えて。
ズッパイングレーゼとは
イタリアの菓子の一種でスポンジやビスケットにリキュールを染み込ませ、カスタードクリームと交互に重ねたもの。
いやぁ、知らない単語がいっぱい出てきます💦
確かに断面を見たらズッパイングレーゼになっており見事な断面美😍 スイーツにも一切の手抜きなしでスイーツにあまり興味がないもぺでも
悶絶必至🔥
お抹茶とイタリアの小菓子
最後には日本家屋らしくお抹茶で締めるのが素敵です。
👍👍👍
お店の情報
熱海の別荘地にあるアロマフレスカさん、場所柄フラッと通るような場所ではないため狙って予約をしてくるお店。
お店の雰囲気、料理の質、サービス共にきっと大満足のイタリアンじゃないでしょうか。
お店への坂は想像以上にキツいので無理せずタクシーが良いかも🚕
熱海に来たら是非食べて頂きたいランチグルメをまとめました。これで熱海に来た時の君のランチは決定間違いなし✨
もぺ的には星
★★★★★★★★☆
もぺもぐにアップしているお店は、下記のもぺもぐマップ（Googleマップ）から位置情報で検索可能です。お店を選ぶとリンクが貼ってあるので、ポチッと押すと記事にGO💨
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「アロマフレスカ熱海 林ガ丘」は、熱海の駅を見下ろす由緒ある別荘地「林ガ丘」の高台にある、昭和初期に建てられた小さな日本家屋が舞台です。昭和の美を表現した季節の設えとともに、旬の素材を大切にした正統派イタリア料理をご堪能ください。2代目シェフ黒木も熱海の風をすっかり自分のものとし、また一段上がった創造力とクオリティーの高さに、新しいリピーターの方も着々と増えております。皆様のご来店心よりお待ち申し上げます。
お席はすべてから海と緑を望む３部屋の個室のみ、隣接する敷地から源泉を引いた温泉付きの特別室も用意しております。海と緑の香り、鳥のさえずり、季節の移ろいを五感で感じられる、静かで贅沢な空間がお迎えします。
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