【横輪おりおり 伊勢市横輪町】集落に誕生したうなぎ専門店は鰻道30年を越えていた!

通りすがりではたどり着かない伊勢市の山奥にある横輪地区。なんとここで2022年の春、びっくりする事に炭焼きうなぎ専門店が営業開始。こんなに山の中なのに、休日にはオープン前から行列しちゃうほどの大人気店。

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こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

伊勢に帰る時のお楽しみと言えば、もちろん何を食べるか考えること(笑)いつも頭の中は食べ物のことで一杯ですが、普段以上に真剣に悩みます! 今回は伊勢に向かう途中に元祖天むすを食べようとしたのですが、開店ダッシュにも関わらず入店は2時間後の11時と言われて出鼻を挫かれました😭

その日はランチを予約しちゃってたので、次に向かう時間が必要だったので泣く泣く断念😭 そして翌日のランチは横輪おりおりさんのうなぎと決めてました。

おりおりさんの店舗があるのは横輪町、何度も伊勢に行ってるもぺも聞いたことない地域。それもそのはず、調べてみると人口がわずか65人の山中の町。こんな場所に、若い夫婦がうなぎ屋さんをオープンしたと言うのが驚きですよね。

しかもこのお店、横輪の井戸水で打たせたうなぎを用い、さらに注文後に捌いて焼き立てを提供するスタイルが人気を呼び、2022年の4月にオープンしたにも関わらず既に大人気店となってます🤩

SNSが全盛の令和においては、重要なのは出店する場所ではなく提供する品。商品がしっかりとしていて、ちゃんとSNSを通じてお客さんとコミニュケーションを取っていたら(ここ重要!)、お客はちゃんと見逃さずにお店に足を運んでくれるんですよね👏 秘境飯が大好きなもぺの心もガッチリと鷲掴みされました(笑)

もぺが伺うのは連休ど真ん中だったので、いつも以上に並ぶことを警戒してからのおりおりうなぎダッシュ💨

ハッキリ言ってこれまでに食べたうなぎでTop 5にノミネートする素晴らしく美味しいうなぎに大満足😊

横輪おりおりの外観

いやぁ、結構な山の中を抜けて集落に入ってくるとうなぎの幟を発見🙌 伊勢の街中から車で30分もかからなかったので、思ったよりも近くだったな。

左が飲食する建物で、右が受付兼キッチンとなってました。

今は木造の小屋で営業されていますが、これだけガッチリと稼いでいたらご立派な店舗がそのうち建ちそうだな。

こちらがおりおりさんのロゴマーク。最近のお店って皆さんオリジナリティの高いロゴマークを作られていて良いですよね👌

横輪おりおりの駐車場

駐車場はお店の右側。場所がら、ほぼ皆さん車での来店となるので混雑時には満車になっちゃうと思います💦

予約方法

オープン当初は店内飲食の予約が出来たようですが、現在は予約は受け付けておりません😭 しかしながらテイクアウトは予約可能なので、お土産にするのもありですね!

行列の攻略方法

一巡目に店内に入れないと結構待つことが予想されたので、いつものようにおりおりダッシュしました(笑) 実は事前に女将に行列について伺うと、大体一番手の方が9:30くらいに並び始めることが多く、10時までに来れば一巡目に入れる可能性が高いとのこと。もぺが伺うのは連休のど真ん中だったので、ちょっと警戒して9:45にとうちゃこで5組目だったと記憶してます🙋‍♂️

もちろん季節や天候に大きく左右されるので、あくまで目安としてお考え下さいませ🙇‍♂️

横輪おりおりのメニュー

鰻丼は大きさによって2000〜4700円、三島の相場は一尾が4000円前後となっているので、おりおりさんは随分と安いです😍 以前は白焼きのハーフがありましたが、現在は一尾だけになっているのがちょっと残念😢

お店で飼育している名古屋コーチンの卵を楽しみにしてましたが、前の人で売り切れちゃった😭 この日は曇っていて、天気が良くない日は卵をあまり産まないんだって、、、

がっかりしていたら、この後に蜂に襲われるアクシデントに見舞われました。この際、女将さんと後ろのお客さんが助けてくださり本当にありがとうございました🙇‍♂️

お持ち帰りはこちら💁‍♂️

特大を比べるとテイクアウトの方がわずかに安いようですよ。

注文を終えると呼び出しベルを渡されるので、各々好きな場所でお過ごしくださいませ。

もぺは煙に誘われて焼き場に向かったのですが、あいにくこの日は窓を閉め切って焼かれてました😭 鰻道30年を越える大将の焼いている姿を見たかったなぁ。

お店の隣には川が流れてます。

ここで要注意事項のお知らせを!おりおりさんのトイレは簡易となっていますので、特に女性の方は近隣で済ませてからのお越しをオススメ致します🙋‍♂️ お店の少し先に公共施設があり、そこのトイレが最寄りだそうです。もちろん近くにコンビニはありませんので悪しからず(笑)

横輪おりおりの女将

待っている間に、女将さんが手際よくうなぎを捌いているとこはバッチリ写真を撮らせていただき、邪魔にならない程度にお話もさせて頂きました。

うなぎから一切視線をずらすことなくお話ししてくれる姿はまさにプロ👏 お忙しい中、気さくに話して下さり感謝🤗

これだけのうなぎを捌かれているので、もはや腕前も名人レベル✨ 肝心のうなぎは見るからに肉厚で

ワクワクドキドキ😍

横輪おりおりの店内

呼び出しベルが鳴った後に店内へと移動。

飲食するのはこちらの簡易的な建物。簡素な造りではありますが、エアコンもしっかりと完備してくれているので快適でしたよ👏

簡易な建物だけに、隣からうなぎの良い香りが漂ってきて

よだれ5リットル🤤

お茶はセルフなので各自でご準備してからうなぎを待ちましょう🙋‍♂️

卓上調味料は山椒、真ん中は?、タレかな。

おりおりさんのうなぎ、なんと青鰻じゃないですか! このこだわりのうなぎを清流横輪川の水で仕立て、続く三立てにこだわって調理してくださります😍

美味しいうなぎをお召し上がりいただく為に

産地から届いた「ニホンウナギ」の最高峰の青鰻を清流横輪川の水にて生かし込み、臭みの無い鰻にする為に、夫婦が夢見た自前の立て場を敷地内に設置。

うなぎ 横輪 おりおりの「三たて」

 当店はご注文を頂いてから生きた鰻を割り、金串を打ち、最高級紀州備長炭で焼き上げます。いわゆる、「割きたて、打ちたて、焼きたて」の三拍子。

 多くのお店で行われている職人の人件費を省略する為の捌いた鰻を仕入れたり、回転率を上げ早く提供する為の事前の焼仕込みや焼き置きは当店では一切致しません。なので、提供までのお時間が通常のお店に比べ掛かってしまいます。

 全国でも数えれるほどしかいない女性鰻職人である妻が鰻を捌き金串を打ち、鰻を焼き続けて30年の夫が最高級紀州備長炭で焼き上げます。その模様はお待ちいただいている間にオープンキッチンにてご覧いただけます。

 夫婦二人三脚で作るここでしか味わうことができない「横輪おりおりの鰻」をご堪能下さいませ。

夫婦敬白

店内の説明より

三立てとは、「割きたて、打ちたて、焼きたて」👏

こちらには水へのこだわりと、「横輪 おりおり」さんの名前の由来が記されています。

伊勢 うなぎ 横輪 おりおり

うなぎ屋の命は「水」

我々夫婦が、この場所に理想のうなぎ屋を出したいと思ったのも「横輪の水」と出会ったから。

 清流日本一にも輝いたことのある、宮川の支流である当店の横を流れる横輪川。上流に人家は無く山から湧き出た水は今では幻となった蛍が乱舞するほど澄んでおり、産地から届いた鰻を生かし込むのに適し臭みの無い鰻へと昇華させてくれます。

横輪 おりおり 名前の由来

 横輪町と言えば兎にも角にも全国でこの地にしか咲かない「横輪桜」。春には多くのお花見のお客様がお越しくださいますが、その他の夏・秋・冬は・・・・・・・・そんな横輪町には一年を通して四季折々の素晴らしい山郷の風景があります。四季の移ろいを楽しみながら鰻を食べに来て頂きたいとの願いを込め「横輪 おりおり」と決めました。ちなみに、当店のロゴマークは横輪町で楽しめる「桜、蛍、紅葉と冬の鰻鍋のお鍋」を鰻の「う」が取り囲んでいます。

店内の説明より

白焼き

まず最初に登場したのはご立派な白焼き。

見るからに表面がパリッと焼かれていて

一目惚れ💎

断面を見てください! 内側の身はふっくらとしてジューシー、一方で皮目もパリッと焼かれており、見た目だけでノックアウト寸前(笑)

まずはそのまま食べてみるとパリッとした食感の後にジュワッ旨味、続いてふっくらとした身質により

口内幸福😍

続いて塩をつけて食べると、うなぎの旨味が抜群に増強されて

ぶち美味い!

うなぎ特有のクセが少なく、見事にコンフィ状に焼かれていて抜群だわ✨

ちょっと見て下さいよ! このうなぎの厚みがあること!!

しっかりと旨味が強いので、後半戦はたっぷりとわさびを使って食べるのがええわぁ🤤

鰻丼 桜(1尾)

白焼きを食べ終わろうとする、まさにそんな時に鰻丼が登場🤩 もぺは鰻重派なのですが、白焼きを食べちゃったのでボリュームを考えて鰻丼に。まぁ、これでもトータルでうなぎ二尾分になるので食べ過ぎですけどね💦

どんから溢れ出るうなぎが素敵✨

写真を見ているとわかりませんが、おりおりさんのうなぎは通常のお店と比較するとうなぎが大きめ!

見事に香ばしく焼き目のついた蒲焼、ちょっとこの光景は絶景じゃないですか🙌

さっそく食べてみると

3150😍

うなぎのタレはコクがあるのに甘過ぎず、ちょっと控えめかなぁと感じますが最後まで美味しくいただける見事な設定👏 皮目も変なねっとりした食感はなく、キレッキレの仕上がりが最高。

伊勢界隈のうなぎのご飯は、タレとお米を均一に混ぜたまっ茶色のお店が多いのですが、おりおりさんは普通のタレかけご飯🍚

ご飯は少し柔らかめだったので、もう少し硬めだったら嬉しかったかな。ちなみにご飯の盛りは満点なので、小食の方は少なめにされることをオススメ致します🙋‍♂️

後半戦は山椒をバッチリ効かせ食べるのがもぺ流😍

元々はうなぎの臭みを消すための用途だった山椒ですが、最近では山椒自体が随分と美味しいものが多いんですよ。よって、うなぎの臭み消しで使うというよりも、純粋に薬味として味変用に楽しみたい👍

いやぁ、タレの濃さがちょうど良く山椒を使うと後味がさっぱりするので後半戦も

ぶちススム君!

見事な焼きにより小骨は焼き切られているので、骨が気になるなんて事は一切ありませんよ🙌

最後にシンプルなお澄ましとたくあんを頂いてごちそうさまでした🙏

横輪おりおりの情報

伊勢の山間部にある横輪町。そんな山中の町に突如誕生したのが「うなぎ 横輪 おりおり」さん✨ 若い夫婦が移住して開店されたうなぎ専門店のこだわりは、「割きたて、打ちたて、焼きたて」の三立て。

お若い夫婦ですが、うなぎに対する経験値は既に達人レベルに達しており、わざわざ出向いてまで食べたくなるうなぎですよ🙋‍♂️

もぺ的には星
★★★★★★★★★

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