地方にも都内に負けないほどクオリティの高いフレンチレストランがあるんです。小田原にあるゴエミヨに輝くメシモさんも、豊かな食材を使った地産地消にこだわる地域密着型のお店。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
最近なぜか訪問回数が減っていた小田原🙄
しかし特に理由はないのですが、春になって来て突然小田原に行く回数が増えて来ました(笑)なんか春になると家に引きこもるよりも外出したい気分になりますよね🙋♂️
そんな時に、さらに食べ友さんから小田原方面に行きませんかとの追加ご連絡が📲 もちろんスケジュールが空いていたならOKなので、行きましょうとのお返事を!しかし、残念ながら第一希望のお店はご縁がなく、次のお店を探すことに😭
実は小田原にはそこそこ行っていまして、もぺもぐにアップ出来てないお店も数知れず(笑)特にアップしない理由があるわけではないのですが、後回しになっちゃうと忘れますよね〜
ということで、不運にも後回しになっていたお店の「メシモ」さんに行きましょうとなりました。メシモさんはとても良かった印象があったので、今回はちゃんとアップすべくすぐさま執筆することに決定🙇♂️
自分で行きたいお店を探すのも良いですが、食べ友さんの希望を聞いて伺うのもいとまたおかし。
それにしてもメシモさん!確実に以前の訪問時よりレベルアップされていて素晴らしい内容✨ 小田原って価格帯が厳しい街ですが、是非とも頑張って欲しいと思いましたね😍
目次
メシモの外観

小田原駅の南口より出て、北東方面へとしばらく歩いた場所にあるMECIMO(メシモ)さん。飲み屋街から少し外れた閑静な場所に店舗はあります。
メシモの駐車場
なんとメシモさん!店舗前が駐車場となっております!!
ドライバーの方はアルコール不可ですが、メシモさんにはノンアルやティーペアリングもあるので安心ください👍
メシモの雰囲気

こちらがメシモさんの店内。
扉をくぐれば目の前はオープンスペースで、シェフは正面で調理されています。テーブル席が四卓、十分な間隔が撮られており落ち着いた雰囲気が良いですね。

テーブル席に案内されると、読めないフォントの封筒が! たぶんというか、間違いなくMECIMOと書かれていますけど、知らなかったら特にMがわかんないな。
メシモのメニュー
現在のメニューは、昼夜ともにおまかせコース(10,000円サ別)のみとなっています(2025年4月)。このメニュー構成は良いですね!
なんとなくですが、日本の飲食店はお昼を安くして、お店を知ってもらうスタイルで営業されて来てましたよね。しかしコロナ後は、夜営業にお客さんが入らないお店が増えているのでは💦 今後は昼夜の区別なく、しっかりと昼営業だけでも利益を出せる経営が求められるんだと思います。
そういう意味で、ランチとディナーで価格が同じなのはもぺ的には大賛成です🙌

こちらがもぺが伺った際のメニュー。
メニューはこのような形になっており、その日の料理を想像することが出来るように抽象的な表記。中心となる食材のみが記載されており、記載されていないシークレットな食材も出てきます😍
ハッキリ言いますと、都内のレストランに行かれている人にとっては、あまりに安くて驚かれる内容だと思います!もぺも今回は久々に伺ったのですが、やはり内容を考えると値段が安くて
本気でびっくりしたわ!
都内からの電車代を考えても、十分に満足いただける素晴らしい内容じゃないかな。
メシモのレビュー
おまかせコース(2025年4月)

お昼なのでノンアルのエディブルフラワーのソーダでスターティン🥂
シラス

まずスターターはシラスと書かれたこちらのメニューから💁♂️
小田原産の釜揚げしらすに緑は三つ葉、中にはジャガイモのペーストに新玉ねぎの甘さをプラス。

上に乗っている黄色いものは三年熟成のカラスミ😍
フワフワの食感にタルト生地ではなく、なんと春巻きの生地で作られたタルト生地とな。フワフワにサクサクとか、甘味に塩味のコントラスト、熟成にフレッシュなど色々な対比の組み合わせが面白い🤩
一品目から
ワクワクドキドキ😍
ポレンタ

とうもろこしから作ったポレンタに、かぼちゃを混ぜ込んで油で揚げたスナック。ここにふわふわのパルメジャーのをあしらって。
揚げたての温かいポレンタにチーズをのせることで、チーズの香りが食欲をかき立てるなぁ😍

柔らかい表面はわずかにサクッとして、中がトロトロで優しい甘み。振りかけてあるチーズがフワフワの塩味で食べたことない味わい。
これ面白いな😍
鰤 太刀魚

ちょっとお腹も落ち着いたところで、小田原で水揚げされた地魚と地物野菜を使ったサラダ仕立てのお皿。
からし水菜に白いお花は大根、十字の花がルッコラとのこと。あと鰹節ではなく鰹のフレークをスライスした調理法としては鰹ハムが使われてます。
この日のメインのお魚は鰤・太刀魚のたたきで、黒酢とシェリービネガーの酸味と熟成感のあるソースを合わせて。

華やかな見かけですが、どんなお味がするかはまったくの未知数😍 お料理だけでなく、お皿との組み合わせも素敵な一皿に仕上がってますよ。

この日は朝たまたま大型の鯵の入荷もあり、こちらはそのご立派な鯵。血合いも美しく、鮮度と取り扱いの良さも見て取れますが、肝心のお味の方は
うまぁ🤩
黒酢はしっかりと香りますが、味付けは薄味で素材の良さがキラリ✨

太刀魚は炙りにて。
サイズはそれほど大きくないですが、横から見えている模様も美しいなぁ😍 生の魚ってどうしても醤油で食べたくなりますが、あえての野菜と一緒に食べても美味しいのが素敵です。

こちらは相模湾の鰤。
実は近年では相模湾の鰤が豊漁過ぎて、鯖や鯵などの小魚が少なくなっていて漁師さんが困っているそうな。これも温暖化の問題なんでしょうね。
まだこの時期の鰤は程よく脂も入っていて、食べ頃ですよ!
バターナッツ

こちらはバターナッツで作った温かいフラン。
クルトンにスパイスを効かせたパン粉、そして緑はなんとバターで香ばしく火入れをしたメカブ。そして主役として入っているのはバターでソテーした鰤の白子さま✨ 隠れているので姿は見えません。
仕上げにかけられている泡はムール貝のソース。

底からすくうと、もっちりとした鰤の白子。鰤の白子ってメジャーではありませんが、鮮度がちゃんとしたものであれば、鯛やヒラメと同様に美味しい食材。
白子といえば、やはり鱈(たら)の白子を連想しますが、あっさりとした鰤の白子も美味しいのよ〜😍
海と里

おそらくメシモさんのシグネチャー的な存在が、こちらの海と里🌊⛰
海のもの、里のもの、あと山のものをタルタルにてまとめた一品。小田原のマグロに南足柄の牛肉、低温でコンフィした牡蠣にミル貝、あおさ海苔をマリネしてミル貝の出汁にて旨味をプラスした盛り盛りの構成に
よだれ5リットル🤤
下の台は、小田原で300年以上も続いている伝統工芸の「指物(さしもの)」。箱根の接木のようになっているそうな。

ちなみにこちらの料理には、プラス2000円となりますが雲丹&キャビアを追加することが可能🙌 ちょっと贅沢になりますが、特に雲丹のあるなしで味が大きく変わるので、もぺ的には追加がオススメです!

よくよく混ぜてからの一口は
けしからん
旨さ!
色んな食材が入っているので想像が難しい味わいですが、ハーブの味わいが良くて意外にもクセはなし。強いて言うならば、牡蠣の味わいが一番強かったように感じました。

ここに雲丹を合わせると、なんと雲丹が全体を繋ぐ役割をしてくれて
ぶち美味い!
これをチョビチョビつまみながら、白ワインを飲みたいのはオッサンだけではないはず!
カンパーニュ

このタイミングでパンが登場。
表面は見事にカリッと焼かれており、適度なもっちり感が良い感じ。印象としては、主張し過ぎないので、スープに合わせるのも良くもぺ的には好きなタイプ。
石鯛

先に登場したのは熱々のブイヤベース🔥

石鯛が登場した後に、目の前でブイヤベースをかけて完成です🤤

横から眺めると、こんなにも野菜が使われていて色鮮やかなお皿。
緑の大きめの葉っぱがスナップエンドウ、菜の花、ホタルイカ、カリカリの桜海老、カブ、芽キャベツになんとかなんとか(笑)

肝心の石鯛は見事な火入れで皮がパリッとしており、身は申し分ないほどにジューシーで
3150😍
最近は生感を残すお店が多々あると思いますが、ちゃんと火入れされた魚の方がソースと合わせると圧倒的に
最強のコンビ🤝
生感を残すと、これほどのコンビナーションは生まれないと思います!

ほろ苦い芽キャベツと思いきや、これだけ小さいと苦味も少なくて優しい春の味わいだなぁ。
マンガリッツア豚

この日のメインディッシュはマンガリッツア豚🐽
なんとこちらは富士市のマンガリッツア豚、この子は原産がハンガリーと寒い場所なので体毛が長めの豚さん。中心温度は45度にキープして火入れしたそう。国内産のマンガリッツア豚にはこれがお初の出会い😍
付け合わせには、菊芋のチップとコンフィ。あとカラユタカ?というさつまいもを揚げて。ちなみにあしらってある新芽は春菊なんだって。メシモさん、新芽を色々と使いこなされていて楽しいですね!

2種類のソースは、ブルーチーズと蕗の薹を合わせたソースとお肉は刻んだ黒トリュフのソース。

はい、見事な火入れのマンガリッツア豚はジューシーな仕上がり🙌 これにナイフを入れてみると、柔らかいどころかめちゃんこ締まってますやん!

やっとこさカットした赤身を食べてみると
ぶち美味い!
表面の脂は香ばしく、しっかりと肉肉しい赤身がジューシーやないかい!

付け合わせは、こんがりとした菊芋とサツマイモさんたちね😍

表面がカリカリの小型のサツマイモは美味しい!

菊芋もしっかりと香ばしく、これだけ小ぶりだと和食で食べる菊芋とは別物みたいです。
相模湾

最後の締めは本日の魚の骨・アラ・皮から煮詰めて取った魚白湯のラーメン。薬味は九条ネギい新生姜や桜海老を使用。

プリプリな麺に、濃厚な魚の白湯スープがめちゃんこ美味い! このスープ、ある意味途中で食べたブイヤベースよりも美味しいんですけど🙋♂️
苺

スイーツは苺とギモーブにモクレン(ミヨコブシ)の花の蕾から香りを移したアイス。

モクレンの香りは言われないと気がつきませんが、なんだか新鮮な感じで良いですね🤩

最後のドリンクは紅茶を頼んだのですが、まさかの写真を撮り忘れ😱 合わせる小菓子はガレットブリューと梅干しのゼリー。
自ら食べることはないと思う梅干しのゼリー、いやぁこの酸味が心地良くて大満足のご馳走様でした🙏
メシモの情報
おそらくコロナ前に来ていたメシモさんですが、時間が経ちかなりパワーアップしていると感じました。
メシモさんで食べるために小田原!これ間違いなくオススメですよ!!
もぺ的には星
★★★★★★★★★
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