【伊藤家のつぼ 真鶴町】宿泊可能な寿司民宿は予約困難な鮨オーベルジュだった!

長らく行きたくても行けなかった真鶴を代表する寿司店の伊藤家のつぼ。宿泊施設も完備している民宿となってますが、建物を見てびっくり立派な古民家の鮨オーベルジュだった。

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こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

記念すべき2022年の鮨初めとなる鮨会をずっと気になっていた “伊藤家のつぼ” さんにて行なって来ました🙌

ちょっと変わった店名だったので女将さんに尋ねてみたら、つぼには要(カナメ)って意味があるそうで “伊藤家の要” と言う思いで名付けられたそう。

わかるようでわからない(笑)、次回はさらに深いい話を聴かせてもらいたいと思います🙋‍♂️

伊藤家のつぼさんは真鶴にある民宿を兼ね備えた鮨民宿。鮨民宿なんて言ってますが、全く違うことは後ほどわかると思います✨

伊藤家のつぼさんの存在自体は数年前から知っていたのですが、予約サイトを見ても全く空きが無い予約困難店😓 そんな訳で全然予約が出来ないなぁと思っていたある日、意を決して女将さんに連絡してみると幸運なことにキャンセル枠を発見🤩

しかも半個室カウンターで4名まで対応してもらえるということで、即座にメンバーに連絡を取って予約完了したのが11月末。

鮨会当日には、なんと雪が降るというアクシデントに見舞われましたが無事に決行して来ました❄️

予約方法

まずは予約方法ですが、下記予約サイトで現在の予約状況を確認することが出来ます。ちなみに1/10現在は2022年5月までの予約が可能ですが、ほぼ満席でお一人様以外の予約枠は余っていません😱

けど、ちょっとポジティブに考えると一人なら予約可能なんですよ!

もぺも今後は一人でフラッと行きたいと狙っています🤩

現在はコロナ禍で不安定なこともあるので、予約サイトをちょこちょこ覗いていたらもぺのようにラッキーに出会えると思いますよ👍

お店の外観

この日は真鶴駅に18時過ぎにとうちゃこ。

伊藤家さんはmakoさん(真鶴のオモウマい店)より先にあるため、歩くと30分以上かかるのでタクシーを選択。雪でタクシーがいないかもと思いましたが、雪はすっかり溶けており問題なくて良かった😊

伊藤家のつぼさんはちょっと高台にあり、夜は周辺が真っ暗になっていたので全体像の写真を撮ることが出来ず😢

タクシーで玄関前にとうちゃこ。

民宿と思っていたらこの店構え、フラッと入れるような雰囲気はなくご立派でびびります。

お店構えだけでなく雰囲気も良く、絶対に美味しいことを確信して

ワクワクドキドキ😍

駐車場

早い者勝ちで準備があるようです。詳しくは予約後にご確認くださいませ🙇‍♂️

店内の雰囲気

玄関にお弟子さんと思しき方が出てこられて、本日の半個室に案内して下さいました。

シンプルで無駄のない調度品が落ち着いた雰囲気を演出✨ なんだかんだ言って昭和のこの雰囲気がおっさんには落ち着きます(笑)

カウンターに座るとこんな感じです。メインカウンターはかなり長く、隣のお客さんとのディスタンスもしっかりと確保されています。

キッチンは奥にあるため、青い作務衣を着た大将は大忙し。

宿泊客はお風呂に入った後に、優雅にこちらで食事を出来るのでめちゃんこ羨ましいなぁ😍

メニュー

メニューは昼夜同一で御食事は おまかせコース 8500円(税別)の一本。記事を全部読んでいただけたらわかると思いますが、とんでもなくお安い価格設定🤩

さらに宿泊プランの場合は14000円と言うことなので、4500円が宿泊代金ということになります。

ちなみ宿泊の予約状況を確認してみると、2022年が始まったばかりなのに既に年内の予約は完売しちゃったそうな💦

こちらがソフトドリンクのメニュー。うわぁ、飲んでみたかった寿司サイダーが置いてあるし、手むきみかんジュースもめちゃんこ気になるわぁ😍

なんて思ってたのに、お酒を頂いた後にはご機嫌となりすっかり忘却の彼方へ。こちらは次回の宿題とさせてください!

おまかせコース

もちろんファーストドリンクは生ビール🍻

我慢できずに既に一口飲んじゃっているのは内緒で🤫

最初に登場したのは地にんじんのすり流し茎わさび穴子、なかなか珍しい品でスターティン。

昔ながらのにんじんを使った素朴な味わいですが、黒胡椒がバシッと効いてアクセントに。良い感じにお腹が温まり、これからの食事に向けて

エンジン全開🔥

穴子の野趣あふれる味には茎わさびのほのかな辛味が

👍👍👍

この日は3人での鮨会初めだったので、シャルドネで再び乾杯🥂

お造りは地物のヒラスズキ(平鱸)とメジマグロ(目近鮪)。

このお皿、新年と言うことで見事な鶴になってるんですよ✨

地物のヒラスズキは素晴らしく美しい白身でしっとりと

3150😍

繊細なのでわさびを付けるのすら勿体ないっす!

メジマグロは本マグロの幼魚、ほんのり刺しの入った腹身は冬を感じさせる一品だなぁ。

ここでわさびを付けてわかったのですが、伊藤家さんのわさびは白身に合わせるためか軽めじゃん😍ということで、2枚めのヒラスズキをわさびと食べたら

美味でございます🙇‍♂️

お刺身の次にはずっしりしたお重が登場🤩

開けてみると圧巻の八寸に

本気でびっくりしたわ!

正月が再来しました😍

壱の重は見た目にも季節感のある構成🌸

今年初めての菜の花にはしっかりと辛味、このにんじんが只者ではなくて春の食材 “ツルニンジン” で調べてみると本当にツルがあり可愛らしい花ですね。

里芋は年末には高級食材となるヤツガシラ(八頭)ですが、年を越すと価格も落ち着きます。

菊花かぶにはいくらが

最強のコンビ🤝

茶色い物体はマグロの土佐煮ですが、なんと使っているのが大トロでびっくりんこ! 煮蛸は噛み締めるごとに旨みが滲み出るので

口内幸福😍

弍の重は煮物に揚げ物など、見るからに日本酒が欲しくなる構成😍

ヤガラの昆布締め手綱巻きを頂いた後には、松前子持ちが自然な流れと勝手に判断(笑)厚みのある子持ちの食感が

うまぁ🤩

子持ち昆布って国産品はほとんどなくて、海外で捨てられていた昆布に日本人が目を付けて生産されるようになった不思議な食べ物。卵は数の子と同じくニシンですよ。

鯛の揚げ出しは、タンパクな白身を程よくこってりと頂けて

👍👍👍

こちらのコロッケ風の一品は “クロシビカマス団子” と言うあまり聞き慣れないカマスの一種。

表面はカリッと揚げられており、中のすり身は写真では再現出来てませんが美しいピンク色で

けしからん
旨さ!

クロシビカマスの旨みが溢れるほどにジューシーでこれは絶品✨

クロシビカマス;顎が頑丈で縄を食いちぎることもある魚、そのためナワキリと呼ばれる。

にぎり

野趣あふれる盛皿が登場したので、いよいよにぎりがスターティン🍣

石鯛

最初に登場したのは石鯛

しっとりを想像していたら肉厚な身質がシャキシャキとして

口内幸福😍

シンプルな白身が複雑な盛皿の模様に引き立てられて美しいっす😍

ハタ昆布締め

ハタ昆布締めは程よい締め具合、やや硬めのシャリなので咀嚼するほどに白身と抜群の相性😍

カイワリ

この日頂いた中で一番だったのがカイワリさま(貝割)✨初めて聞く魚で、別名ではしかくあじ、ぴっかりとか呼ばれているそうです。

見事に銀皮を残された身はシャリっとした爽やかな食感で、身全体に程良く脂をまとっており

なんじゃこの美味さ!

シマアジ(縞鯵)にも似た味わいですが、アジ類の中ではカイワリが最強だと感じました🤩

ヘダイ

写真で見ると先ほどの石鯛と瓜二つですが、こちらはヘダイ(平鯛)。

独特のクセがあるお味が魅力、食べてみると違いがハッキリわかります💕

玉子焼き

ここで玉子焼きが登場。

お鮨屋さんでは珍しく焼き立てで温かいじゃないですか! 白身が続いていたので、温かさも手伝った甘めの味付けが妙に満たしてくれますね😍

玉が出たので終了かぁと寂しさを感じていたら、うちのは玉じゃなくて玉子焼きだからねと大将。どう言う意味だろと思っていたら直ぐに意味を理解できました🙌

トロ

はい、トロがど〜ん!

こちらの玉子焼きはにぎりが終了のサインではなく、ここから山場を迎えるサインでした(笑)

脂のりだけでなく酸味も兼ね備えた本マグロは

\( ˆoˆ )/

残草蓬莱

にぎりが続くことがわかったので、安心して日本酒を発注(笑)

赤身漬け

漬けは見た目と裏腹にねっとりした食感、不思議と塩気がキツくなくてスッキリと

うまぁ🤩

カゴカキダイ

またまた聞いたことない魚はカゴカキダイ(駕篭担鯛)。

皮目を炙っているのでワイルドな魚に見えますが、熱帯魚のような観賞魚にもなる魚みたいです。

強めの炙りが香ばしくて、もぺの想像していた食感とは異なり

👍👍👍

お椀

形が可愛らしいお椀には赤モズク(赤水雲)。

こんなに細いモズクですが、さすが天然さんは食感が良くて

\( ˆoˆ )/

ヒラスズキ昆布締め

お刺身で頂いたヒラスズキは昆布締めに変身してアゲイン😍

この身質を見返すだけで、美味しかったことを思い出して

よだれ5リットル🤤

ヤリイカ

飾り包丁が美しいヤリイカ(槍烏賊)はレモン塩にて🍋

イカって包丁の入れ方次第で甘さが全然変わるので、大将の目利き、技量、食材への思いも試される面白いタネだと思います!

皮剥肝付き

大好物の皮剥肝付きがキタァ😍

超肉厚の身はしっとりと上品な味わい、今回の肝はどちらかと言えばスッキリとして

Perfection !

ヒラソウダ鰹

名残惜しいですが最後の巻物としてヒラソウダ鰹(平宗太鰹)。

ヒラソウダ鰹はわら焼、上に乗るのは唐辛子塩、この二つが出会ってしまうと

けしからん
旨さ!

なんなんでしょう! ソウダ鰹の独特の味ってめちゃんこ唐辛子との相性が良いですよね。

この記事を書いていて伊東名物のうずわめしを食べたくなりました🤤 まだブログにはアップ出来ていないので早急にアップします。

トロ巻きエシャロット

もうちょっと何か食べたかったので、大将に聞いてみるとトロ巻きなら出来るよとのありがたいお返事🙌

マグロをねぎった後に白ネギと丁寧に叩いて完成して出されたのは “トロ巻きエシャロット”

めちゃんこスムースなマグロのネギ身、ここに白ネギとエシャロットが極自然に馴染んでいて

なんじゃこの美味さ!

これは絶対に伊藤家のつぼさんのスペシャリテ✨ 次からは一人一本でお願い致します🥺

シャリ玉

最後にシャリが余っていると思ってシャリ玉をお願いすると快くOKして下さいました。

わずかにねっとりとしたシャリは最小限の甘み、白身との相性を考慮した酢の利かせ方をされてるのかなぁ。あくまで個人的な見解なので是非とも君の舌で確かめてみて下さい🙇‍♂️

お店の情報

まさか2022年の鮨初めを伊藤家のつぼさんで開催できるとは思ってもいませんでした!

伊藤家さんのお鮨、はっきり言って想像を上回る白身の種類の多さとそれぞれの美味しさに

悶絶必至🔥

わざわざ真鶴まで行く価値を感じさせてくれる料理とホスピタリティに大満足間違いなし🈵

良いスタートダッシュを決めることが出来たので、今年も美味しいお鮨を食べ歩きたいと思います。

もぺ的には星
★★★★★★★★★

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