数々のお店で研鑽を積んで来た清水氏、なんと築155年の蔵を移築再建して鮨屋としてオープン。抜群の雰囲気だけでなく、清水夫妻によるホスピタリティで満ちたコース料理は癒されること間違いなし。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
なんと、なんと、嬉しいことにもぺが大好きなお鮨店が清水区にオープン!
オープンしたお店の名前は「鮨 黒門」さん。しかも黒門さん、凄いことに店舗は築155年の蔵をわざわざ清水区に移築してから再建することで店舗に利用されているんです✨
また店舗だけでなく、お店の大将である清水氏の経歴がご立派過ぎるんです。なんと清水さん、なかなか外出が出来ないお母様のために、小学生の時には鮨職人になることを志しておられたそうな。南青山の料理店を皮切りに、横浜では鮨屋の名店で修行、その後は愛着のあった静岡に移られて清水区の名旅館で板長に就任。さらにさらに焼津の老舗鮨屋では料理長として腕を振るってこられたお方。
このような職人歴30年の店主さんが清水区にお鮨屋をオープンしたと聞いたら、君もめちゃんこ気になるでしょ😍
雰囲気の良い店舗で駿河湾の海鮮を満喫すべく、仲良しの食べ友さんを誘ってからの美味しいお鮨を食べたいぞダッシュ💨
いやぁ鮨黒門さん、お店の雰囲気、お料理、夫妻のホスピタリティの三拍子が揃った注目店ですよ!
鮨黒門の外観
清水区の北部に位置する下野西、住宅街の真っ只中にこんなに素敵な店舗が誕生しています✨ 失礼ながら、これだけ立派な建物だとまさかお鮨屋さんとは思わないんじゃないでしょうか。
ちょうど日が落ちたタイミングだったので、また素敵な雰囲気で写真を撮ることが出来ました🤗
敷地から玄関へと向かう道も趣があるなぁ。
こちらが店舗入口。
扉の向こう側に広がっている店内は垣間見えますが、暖簾以外にお店をアピールするような看板はなし。これだけの雰囲気があるお店なので、看板は置かないほうが素敵ですよね👍
一枚目の扉をくぐると黒門の表札。
お店を見回しても黒門ぽい何かが見つけられなかったので、食事中に大将の清水さんに黒門の由来を伺ってみました。すると、以前ご実家に立派な黒門があったらしく、店を出すなら黒門にしようとずっと考えておられたそうな。
鮨黒門の駐車場
黒門さんの駐車場ですが、店舗南側のこちらのゾーンになります。お客さんの入り状況もあるかと思いますので、詳しくは店舗にご確認下さいませ🙇♂️
ちなみにGoogleマップに従って黒門さんに来ようとすると、車だと細い道に連れていかれる可能性が大💦 Googleマップで伺うときには、必ず黒門さんの南側から川沿いに北上する道で向かいましょう!
鮨黒門の雰囲気
写真撮影の許可をいただいた上で、店内に入るなりパシャっと一枚📸
なんですか、この開放感に満ちた店内は! こんなに天井が高くて広々としたカウンター席のお鮨屋って
本気でびっくりしたわ!
日本一天井の高い鮨店 by もぺ認定(笑)
しかも、大将の後ろにはめ込んでいる彫り込みの鯉がめちゃんこカッコいいじゃないですか🤩 また、カウンター席の上にはぐるりとライトアップもされていて、きっとお鮨も綺麗に照らされるんだろうなぁ。
天井を見上げると中心部にはご立派な木材が使われていますが、これなんと630kgもある柱らしく、さすが築155年の蔵は凄いわ✨
料理は電話予約の際に注文済みなので、さっそくドリンクを注文。
鮨黒門のメニュー
メニューは店主さんのお任せ握りが三種類となっており、仕込みの関係もあるので予約時にオーダーが必要ですよ。
- さくら 10,000円
季節のお任せ握り。素材をいかに美味しく、旨みを引き出すかを考えたネタの数々。女性の方、ご高齢の方にちょうど良い量になっています。 - 黒門 12,000円
熟練の技が生み出す握り寿司。旬の食材を使い、丁寧に拵えた逸品料理を織り交ぜた、店主オススメの黒門プランです。 - ふじ 15,000円
旬の食材を贅沢に活かし、酒肴をご用意。逸品のおまかせ握りと共に、贅沢な時間をお過ごしください。(黒門プランより品数、ネタの内容が変わります)
ちなみに記載の料金は税抜き価格での表記となっています。
ふじ
もぺの選択は、大将の実力を存分に発揮してもらうべく「ふじ」にてオーダー。
9月末でも暑い日が続きますが、最初の一品は秋の訪れを感じさせる地元清水の銀杏。イチョウの葉っぱに乗せるて登場とは憎い配慮だわ😍
まずは静岡麦酒にて、今日もオレお疲れちゃ〜ん🍻 家ではもっぱらハイボールしか飲まないので、外で飲むビールは格別に美味いっす!
最初のお料理はこちらの二品。
蒸し鮑 雲丹を添えて
蒸し鮑には青海苔と雲丹を添えて。雲丹を添えることで、味だけでなく色合いも一段アップしますね👍
トロッとした餡によって、鮑と青海苔に雲丹が一体となりこれぞ三味一体。本当は三位一体なので悪しからず。
赤海老の昆布締め
赤海老も鮑と同じく昆布を活かした昆布締めにて。
さすが背腸も綺麗に処理されており、存分にプリプリで甘い身質を堪能できる一品。
煮蛸
続いて登場したのは丁度良い食感に煮込まれた愛知産の蛸。最近では柔らか過ぎる蛸を時々見かけますが、適度に食感を残すことで咀嚼によって旨みが引き出されて
👍👍👍
さすが大将、美味しいものをわかってらっしゃる。
いくらの茶碗蒸し
ここで温かい料理の茶碗蒸しが登場😍
茶碗蒸しは大好きにも関わらず、もぺ家では家で作らない料理なので出てくるとめちゃんこ嬉しい一品。
シンプルに出汁で仕上げた優しい玉子、ここにちょっと濃いめに漬けたイクラが
最強のコンビ🤝
これを嫌いな人はいないはず!
ハタ 煎り酒にて
続いては刺身と思いきや、なんとハタには煎り酒を添えて😍 しかもこのハタの見事に透き通った身質、遠目に見ても
気分爆上げ🌋
これ絶対美味いやつ〜ぅ♪
うほぉ、しっとりとしながらも心地良い歯応えが
ぶち美味い!
淡白になりがちな白身ですが、煎り酒の柔らかな酸味が一段と白身の旨味を引き上げてくれるわ😍
キンキの煮付け
出てきたキンキのサイズを見てビックリ🔥
な、な、なんとご立派なサイズのキンキが半身もあるんですよ! 確か去年、札幌に行った時に食べたキンキの煮付けはこの半分もなかったす(笑)
冬子椎茸は小ぶりですが、しっかりと肉厚で
うまぁ🤩
こちらの煮汁はちょっと薄めに仕上げてくれているので、食材の美味しさが伝わってくるタイプ。
キンキはトロッとした薄皮なので、とろける身と一緒に食べると
けしからん
旨さ!
こんなに美味しいキンキを半身も出してくれるなんて惚れてまいます😍 余りの美味しさにピカピカに食べたら、大将からお褒めの言葉をいただきました(笑)
しかし、この煮汁を白米にかけて食べたかったなぁ🤤
肝は煮汁でちょっと色付いていますが、これが火入れしてもクセがなくあっさりとして
3150😍
まだキンキの肝は生で食べたことがないので、今年は生で食べてみたいっす🙋♂️
生牡蠣
30分くらいのんびりとキンキを食べた後に、さっぱりとした生牡蠣が登場✨
さりげなく紅葉おろしがバシッと辛味が効いており、あららこれが牡蠣の丸みのある味と合わさると
口内幸福😍
これまで気にしたことなかったけど、牡蠣には甘くない大根おろしが合うんだなぁ。
赤身
ここで赤身から握りのスターティン🍣
黒門さんのシャリは柔らかめ、赤酢は軽く熟成感がありますがマイルドで万人受けしそうな味わい。
金目鯛
金目鯛は皮目だけを炭火で炙ったのちに、軽くオリーブオイルと塩にて。
秋刀魚
秋刀魚は炙りにて。
なんかこの数年間くらい、しっかりと脂が乗った秋刀魚を食べてないよなぁと寂しい気持ちになりました💦
烏賊の印籠詰め
何を作ってくれているのかなぁと思ったら、なんと烏賊の印籠詰め🦑
小型のイカって開いちゃうと身が薄く感じますが、印籠詰めにしてくれると肉厚で
うまぁ🤩
静岡育ち
見慣れないタネだなぁと思っていたら、なんと静岡育ちの低温調理🐃 薄いにも関わらず、しっかりとジューシーで
肉汁スプラッシュ!
炙り鯖寿司
鯖寿司は事前に仕込まれており、直前に炙ってくれて提供してくれるスタイル。小さめだけどしっかりと鯖の旨味が良い感じ👍
おもむろに大将が鰹節を削り始め、次は何が出てくるのか
ワクワクドキドキ😍
芽ねぎ
定番の芽ネギも鰹節を加えることで、香りと旨みがアップして良い仕上がりですね。何よりも、わざわざこのために鰹節を削ってくれる姿勢が素敵です🤩
ホタテのクリーム煮
なんとこのタイミングでホタテのクリーム煮が登場するなんて!
なかなかコクがあって濃厚なクリーム、なにげにアクセントが効いて美味しいと思っていたら、なんと桜海老が使われているじゃないですか🦐 これ清水っぽくて良い一皿だわ。
もずく酢
ここで酢の物によって口の中を一度リセット。
出汁巻き
おもむろに大将が出汁巻きを目の前で作ってくれました😍 が、玉子が出てくるということは、、、ちょっと寂しい気分になります。
黒門さんの出汁巻きは、大将が丁寧に玉子を薄く敷くことによって、数え切れないほどの層になってるじゃないですか! ほんのりとした甘みがあり、糖分を加えることで玉子がプルプルに仕上がって
ブチおすすめ🙋♂️
やっぱり出汁巻きは出来立てが一番美味いっすよ!
大トロ
玉を食べて終わりだと思っていたら、まさかの大将が再び握り始めるじゃないですか(笑)しかも出てきたのは、クライマックスに相応しい本マグロ大トロ様。
松茸
大変失礼なことに炭火で炙ってくれていたのに、まったく匂いに気がつかず、その上シイタケだと思ってしまった(笑)
いやいや、やっぱり松茸は食感も良くて美味いっすね😋
車海老
車海老は一口で食べるのに丁度良いサイズ感。
雲丹
お〜っと、たっぷりと乗せた雲丹は塩にて。
煮穴子 塩
穴子は塩とタレから選択が可能ですが、どちらにすべきか悩んでいたら半分ずつにしてくれました🙌 塩には酢橘を添えてあっさりと。
煮穴子 タレ
真っ白な穴子にタレが良い感じ。
海老のお頭
ここで先ほどの車海老のお頭を焼いたものが!
いやぁ、いつも鮨屋で海老の頭が出てこない時には、どうしてるのかなぁと気になってるんです(笑)ちなみにもぺが家で車海老を使うときには、頭だけでなく脚も殻も揚げることで全部綺麗に食べちゃいます。
涙巻
締めの巻物は涙巻。ちなみに涙巻とはワサビを千切りにして挟んだものですよ。
うんうん、噛むほどに山葵のツ〜ンとした辛味が
最\( ˆoˆ )/高
デザート
最後はオレンジのシャーベットをいただいてご馳走様でした🙏
鮨黒門の情報
いやぁ、こんな住宅街に居心地抜群のお鮨店がオープンするなんて🙌
清水大将と奥様のホスピタリティも抜群で、とても居心地が良いのでゆったりとお料理を楽しむことが出来ますよ。くれぐれも伺う際には予約を入れてくださいね!
もぺ的には星
★★★★★★★★
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