地方に行って気になるお店といえば、その地に根ざした気軽に入れる角打ち。観光地の伊勢には、地元民だけでなく観光客にも愛される名角打ちが本日も元気に営業中。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
最近では伊勢に帰省した折には、単独行動にて伊勢グルメを満喫していますが、ランチが多くて夜のお店の開発が意外に進んでない💦 ということもあり、今回の帰省では夜も積極的に外食しちゃってます(笑)
伊勢ってそんなに大きな町でもないので、自転車さえあれば大体のお店に行けちゃいますからねぇ👍 そんな伊勢の夜で気になっていたお店といえば伊勢二大居酒屋と称されている「一月家」さん。なんと一月家さんは創業が1914年(大正3年)なので、既に営業を初めて100年を優に超える超老舗の酒場。
ちなみに二大居酒屋ということなので、もちろんもう一店舗ありまして、気になる相方は「向井酒の店」さん。双璧をなすこちらの店舗も創業100年を超える老舗と凄いなぁ。
どちらから行くべきか悩みどころですが、よそからの一人客にもフレンドリーに話しかけてくれるらしい一月家さんに決定。この日はボッチ飲みだったのでw
とあるお店で晩御飯を済ませてから、人っこ一人いない商店街を抜けてからの一月家ダッシュ💨
一人なので予約なしでフラッと入ったら、大人気のようでほぼ満席でしたよ。
一月家の外観
えっと、一月家さんの店舗があるのは、伊勢市駅より西側、線路の南にある商店街が終わった場所。途中の商店街にまったく人気がないので、一月家さんに歩いてくるなら心配になると思います(笑)
さらに商店街を抜けた先はライトもなくなり、都会にはないような漆黒の黒になりまして、その先に一月家さんだけが光ってます✨
店舗の全体像が撮りたかったのですが、ここまで真っ黒だとiphoneでは撮れないもんですね。かろうじてお店の看板だけはゲッツ!
外観からしてもめちゃんこ良い雰囲気なので、今度お昼に写真を撮るためだけに伺います(笑)
一月家の雰囲気
こちらは店内入り口から撮った店内の全貌。カウンター席にテーブル席、お座敷もあり、どのようなお客が何人来たとしても万全の受け入れ態勢👏
ちなみにこちらは閉店間際の退店時に写真を撮らせていただきました。平常時はほぼ満席になっちゃうので悪しからず。
逆に、こちらの写真は店内奥から入り口に向かってパシャリ📸
ただ一点だけ一月家さんに欠点があるとすれば、お酒を飲めない方は非常に居心地が悪いかもしれません。良くも悪くも、みなさん酔い酔いだったりノリが良いので、普通のテンションだと厳しいかなぁw
一月家のメニュー
メニュー店内に掲げられているこちら💁♂️
うんうん、このスタイル渋くて良いですよね。ここに札があるだけで、通常のメニューで見かけるよりも数段美味しそうに見えませんか😍
あと伊勢のお店でよく見かけるのですが、注文は自分で記帳するスタイル。ゴルフのペンを使っているあたり、まじで昭和の香りがプンプン(笑)
ビール
とりあえずサッポロ黒ラベルにて乾杯🍻
本日のお品はこちらの豪華4点+ここに写っていない伊勢の郷土料理が1点。
さしみ盛合せ
一月家さんのお刺身では冷凍マグロはなく、伊勢近郊であがる生のマグロを使っているのがありがたい👏 伊勢まで来て、よそで揚がった冷凍マグロを食べたくないっす🙋♂️
卓上調味料は置かれてなく、注文に合わせて店員さんが出してくれるスタイル。この日は醤油と一味がセッティングされました。
まずは生のシビから食べると、ジューシーでもちもち食感が
うまぁ🤩
ちなみにシビとは、伊勢あたりではキハダマグロのことなんです!
こちらはよこわ。
水っぽくなりがちのよこわ、これもねっとりもっちりが良いね👍
三点の最後はカンパチ。
肉厚にカットされたカンパチはバチっと鮮度の良い食感、程よく脂ものっていて三点盛りにハズレなしでした。
ふくだめ
ふくだめって、鮑の下位互換と考えられがちですが、これが安くて美味いんですよね😍
これがめちゃんこ柔らかくてビックリ!
あっさりとした味付けなので、途中からは付いている肝と一緒に食べると鮑と遜色なし。
ポテトサラダ
酒場で外せないメニューと言えばポテトサラダことポテサラ。
若い時はまったく興味ありませんでしたが、良いおっさんになったもぺには外せない一品✨
一月家さんのポテサラで驚いたのがキュウリのカット。
なんとこちらが輪切りではなく乱切り、そのためポリポリ感が強く歯応えがあって
うまうま🤩
味付けは甘めで、ジャガイモの食感はほとんどなくクリーミーな仕上がりですな。
湯豆腐
一月家さんに来るまで存在すら知らなかった日本三大湯豆腐(笑)熱々の豆腐にポン酢・鰹節・ネギとシンプルな構成。
そこにドバッと一味を振りかけて辛口に味変。
いやぁ、調べてみると色んなことをやっている人がいるもんですね。是非もぺもぐもweb上のゴミにならず、誰かのお役に少しでもたっていると嬉しいな😊
うんうん、絹ごしの豆腐は温めても滑らか。ポン酢だけではやや物足りなさがありますが、ここに鰹節が存在することで満足感が一気に上がってるな。さらに一味が加わると味にもパンチが増して
最\( ˆoˆ )/高
緑茶割り
昔は家で湯豆腐を食べることもあったけど、そういえばもう何年も家では食べてないな😢
ここで緑茶割りにお酒をチェンジ!
これがね、想像以上にしっかりと濃くて
これまでのNo. 1🏆
おそらく通常の3~4倍くらいの濃さがあり、グラスの半分以上が焼酎になってます(笑)そのため、ブランデーのボトルに水が入っており、このお水を使って自分で薄めながら飲むそうな👍 一杯で三杯分はあってお得でしょと大将w
まさかこんなお酒が潜んでいたなんて
見事な伏兵やん😍
鮫たれ
最後の一品は、伊勢では普通に食卓に出てくる鮫タレなる鮫の干し身。
しょっぱいほどに塩が効いていて、お酒か白米なしには食べれないほどですが、食べるとなぜかクセになる味わい。繊維質な身はカワハギとかの干物に似ていますが、鮫タレはしっかりと肉厚になっていて、干物では感じることがないほど食べ応え満点👏
噛むほどにジュワッと旨味と遠見が押し寄せるので、ぐいっとお酒を飲むと
最強のコンビ🤝
一月家の情報
現在、お店を取り仕切っているのは四代目になる大将。
会計時にはソロバンを持って登場し、絶妙なトークでお客さん同士にも輪を広げて、店内は活気に満ちた抜群の雰囲気✨
ここは一人でフラッと立ち寄れる、伊勢の名酒場で間違いなし!
もぺ的には星
★★★★★★★★
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グラフィックデザイナーとして知られる大田 和彦氏。実はこの大田氏が居酒屋探訪家として日本の居酒屋を紹介する居酒屋百選があり、その中で選ばれた湯豆腐の名店が「日本三大湯豆腐」。
もともと日本三大湯豆腐とは、横須賀「銀次」、盛岡「とらや」、伊勢「一月家(いちげつや)」となっていた。しかし現在では「とらや」が閉店した事により、横須賀「銀次」、伊勢「一月家」、京都「井倉木材」が現在の日本三大湯豆腐になっている。