【しのはら 銀座】四季の彩りに満ちたお料理は季節毎に通いたくなる名店!

銀座で日本料理といえば滋賀より進出した篠原武将氏によるしのはらが凄い。日本料理の華である八寸の盛り込みに驚き、篠原氏による解説もお店を楽しむエッセンス。

都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。

毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨

これまで数々の銀座のお店をアップして来ましたが、時間的にもお金的にもなかなか高級店には手を出しづらい💦 でも、銀座には行ってみたい高級店が山のようにどっさりあるんですよね(笑)さすがは銀座✨

しかし、実はブログにアップしていないだけで、ちょこちょこ高級店にも行っていたりしまして、インスタの方には全店舗ではありませんがアップしてます。と言うわけで、そろそろブログにもアップしようかと思い、重い腰をやっとあげることにします。

せっかく良いお店に行っているのに、なぜアップしないのと思われるかもしれないですが、品数が多かったり料理が美味しいと、思わず文書にも力が入りブログの執筆時間がめちゃんこかかるんです。おそらく今回アップするしのはらさんも、執筆に5時間以上はかかるだろうと覚悟してますw

まず「銀座 しのはら」といえば、食べログでも8年連続でGOLDに輝く、まさに日本料理の名店。ずっと行きたいお店でしたが、ぜんぜん予約が取れる気配がなくて困っていたところ、食べ友さんよりお誘いが😍

二つ返事でお供させていただき、平日20:30からのスタートに合わせてしのはらへダッシュ💨

ちなみにもぺが勝手に時間を間違えて、20:00にお店に着いていたのは内緒🤫

銀座しのはらの外観

銀座しのはらの店舗があるのは銀座二丁目の北側。

あらら、20時をまわっていることもあってか、通りに人通りが皆無でちょっと寂しい雰囲気。夜の銀座なのにw

しのはらさんの店舗が入っているのは、こちらのハビウル銀座2の地下一階。このビルは店舗案内が控えめなので、どんなテナントが中に入っているか外からわからないっす。

ビル内に入りエレベーターに向かうと、しのはらさんの看板を無事に発見。

無事にしのはらさんの店舗前にとうちゃこ。ただし、予約時間よりも30分早く着いてしまったので、当然ですが店内には入れません。皆さんもお時間を間違えないようご注意ください(笑)

この写真、上手く顔だけ隠すことが出来たので、たまにはサービスショットと思いあげておきます。誰にとって嬉しいか不明だけどw

銀座しのはらの店内

お店はくの字型のカウンター席になっており、席数は13席ほどで個室はなし。

ちなみにしのはらさん、多くの食べログレビューがありますが、ネタバレしたら嫌なので調べずに訪問🙋‍♂️ どんな献立なのかめちゃんこ楽しみというか、20:30なので猛烈に腹ペコです。

今回はまな板からは距離のある席ですが、焼き場が近くてしのはらさんも気さくに話しかけてくださいます😍 日本料理というと、ちょっと緊張感のあるお店を想像されるかもしれませんが、しのはらさんはしのはらさんだけでなく、スタッフも気さくに話してくれて和やかな雰囲気。

銀座しのはらのメニュー

しのはらさんのメニューはおまかせコースのみ。面白いのが、その日の特選素材みたいなものがあり、確かこの日は飛騨牛と鳥貝を追加料金で注文可能。

もともとのコースもボリュームがありますで、追加は良く考えて行いましょう🙋‍♂️

端午の節句

こちらは5月に伺った際のお料理になります。

香煎茶

まず最初に供されたのは香煎茶なるお茶。お腹がホッと温かくなり、モリモリ食べる気満々です(笑)

ちなみに香煎茶にまったく馴染みがないので調べてみると、梅昆布茶のようでお料理の前に出されるウェルカムドリンクのような位置付け。

この日はお供させて貰った方がワイン好きな方だったので、必殺もぺも同じもの作戦にてワイン(笑)

白ずいき・車海老・雲丹の加減酢

いきなり最初の一品目から、めちゃんこインパクトのある盛り付け。

こちらは菖蒲を剣に見たてており、邪気払いになるとのこと。端午の節句と子供の日って同じだと思っていたけど、端午の節句は中国から来たものであり、子供の日は日本独自の風習で全く関係がないそうな🙄

いやいや、篠原さん料理に色んな想いが込められており、これは3周くらい通わないと覚えられないわw

菖蒲を除けると車海老と見るからに美味しそうな雲丹、たっぷりの加減酢。写真で気が付きましたが、白ずいきが後ろに隠れちゃってるわ😢

車海老はレアな食感が楽しく、噛み締める毎に雲丹と一体化して

うまぁ🤩

このフワフワの雲丹、きっと一流の鮨店で出されるような超一級品の味わいなんですけど😍 加減酢の程よい酸味が、雲丹と車海老をいっそう引きててますな。

お椀

続いてはお椀。この蓋を開ける前の緊張感が

ワクワクドキドキ😍

蓋を開けると、フワッと優しい香りが一気に広がります。賀茂茄子の油煮とキジハタのお椀には生姜をあしらって。

キジハタはブリブリの食感。キジハタは美味しい魚ですが、ここまで素晴らしい状態の魚がお椀で頂けるとは、なんとも贅沢極まりなし。

賀茂茄子もトロトロで納得の美味しさ。思ったよりも生姜が前面に出ることもなく、お汁はめちゃんこ繊細な味わいで

3150😍

鮎の食べ比べ

続いては鮎ということで、定番の蓼酢(タデズ)が登場。なんとも蓼の独特な香り、鮎以外にも合う食べ物がないのかいつも気になってますw

ちょっと小ぶりな鮎は琵琶湖産の天然物。

頭から丸ごと頂けるサイズなので、むしゃむしゃと頂きます。うんうん、次の鮎と比較すると、それほど香りは強くなく、良く言えば川魚ぽさが少なくて食べ易いっすね。

先ほどよりも大振りな鮎は四万十川産の天然。大きくなっているので、頭と中骨はあらかじめ抜いてくださっているので、こちらも丸かぶりするだけ(笑)

うほぉ、フワフワの身質で爽やかな香りが明らかに強い😍 完全に好みの問題ですが、もぺ的には四万十川産が

ぶち美味い!

これなら蓼酢にも負けないっすね。

淡海地鶏のつくねにすっぽんの餡

なんとも贅沢なことにスッポンの餡🔥 たっぷりと入っている緑、確かウルイと言ってたかな?

淡海地鶏って確か滋賀だったと思うので、篠原さんずっと使っている鶏なのかな。肉肉しいつくねはあっさりとしているので、スッポンの旨味がプラスされると

\( ˆoˆ )/

お皿を舐めたの?って思われるほど、綺麗に食べ尽しました。

焼き台では美味しそうな物を焼いてるなぁ😍

最中

しのはらさんで定番と言えば、こちらの最中が外せないスペシャリティ🙋‍♂️

中にはマンゴー・パッションフルーツ・フォアグラが入っており、なんとも幸せになる美味しさに

本気でびっくりしたわ!

マンゴーやパッションフルーツってクセがありますが、なぜだかフォアグラと相性が抜群🔥 これをそのまま食べても美味しいと思いますが、最中を使って食べると格段に料理がレベルアップしているように感じます。なんなんだろ、これは✨

八寸

いよいよ、次はアレがセッティングされている後ろに、特選素材だった飛騨牛の凄い塊が鎮座してる😍

店内の照明を落としてからの、、、

キタァ😍

これが銀座しのはらさんの盛り込んだ八寸! 最初に登場した菖蒲と同様に、厄除けに使われている鬼瓦がどか〜んと鎮座。こんなに強烈な八寸は見たことないっす🤩

店内の照明が復活すると、こんな感じに2人前が盛り付けられています😍 盛り込みも凄いけど、演出も良いですね。

盛り込まれているお料理をアップにてお楽しみください。

オールドバカラに盛り付けられているのは、ほたて貝・ほうれん草・海苔 のすだち風味。しのはらさんでオールドバカラを見て、もぺも欲しくなって絶賛探しております🙋‍♂️

さりげなく使われているお皿がどれも素晴らしい✨

伊勢海老のブランデー漬け、なんて贅沢な一品。伊勢海老ってそのまま食べても美味しいですが、なんかちょっと物足りないですよね。焼く蒸すも良いけど、やっぱり生感が残っているのが

3150😍

ちなみにソースは雲丹なんです😍

こちらはガリ(生姜)ですが、柔らかさが半端なくてまるでホワイトアスパラやん😲

先ほどの八寸を取り分けすると、こんな感じです。何から食べるかめちゃんこ悩ましいな😍

こちらは鰻の八幡巻き。バシッと醤油ダレが決まっているのに、鰻がふっくらと柔らかい。

庄内麩にはクリームチーズを挟んで。

玉子しんじょうはふっくらと優しさに溢れる一品。

こちらは合鴨蒸しロース、食べ飽きないように工夫もされてます。

お凌ぎ

ここでお凌ぎ代わりに出されるのが、なんと握り鮨🍣

赤身の漬けは酸味が心地良くてスムースな食感。シャリは硬めの設定で、酢はお米の表面的でしっかりと浸透はしてない感じ。

ここでも使っているマグロのレベルが高いことにビックリ。あとで気がつきましたが、しのはらさんのマグロは藤田さんから卸して貰ってるみたいっす👏 どうりでマグロが美味いはずだわ。

続いての握りは小鯛。小鯛ですが、しっかりと肉厚で、プリッとした皮目が美味しいなぁ。

明石の蛸湯引きは梅肉醤油にて。

はぁ、美味しすぎてこちらは何か忘れちゃいましたw

胡瓜に合わせたのは大徳寺麩だったかな。

なんとこちらはうずらの卵の黄身の味噌漬け・島らっきょう・希少食材の岩茸。これだけでもかなりの手間暇が凄すぎるわ、、、

八寸の最後は笹巻き寿司、中には何が入っているのかな🤩

笹で包んでおくことで穴子とお米の一体感が高まり、これは握りにはない仕上がりが

うまうま🤩

猪豚の鍋

続いての一品はこちらの豚を使ったお品書き。

まるで猪のような美しさですが、それもそのはず群馬県の上野村で育てられている猪豚とのこと。オスの猪とパークシャー種の豚を交雑した品種。

なんとここで合わせるのはちりずのタレ🔥

う、お料理の前にこの器が凄くないですか✨ この年季の入り方は数十年ではなく数百年レベルな気がするし、器の形も最近では見かけないめちゃんこ手が混んでる品。篠原さんに器の由来も聴いたのですが、猪豚がこれまた美味しくて忘れちゃいました(笑)

うひゃ、蓋を開けるとなんと蓋まで素敵な器じゃないですか🤩 もうこれは食べる前にノックアウトするような一品。

お出汁に浸った温かい蓴菜(ジュンサイ)、これまで冷たい蓴菜しか食べたことなかったけど、この温かい蓴菜は間違いなく食べた中で

これまでのNo. 1🏆

出汁と猪豚の旨味が最高過ぎる一品。

猪豚は脂がめちゃんこスッキリしていて

けしからん
旨さ!

なんなんですか、この豚は🐽

豆餅もしっかり出汁を吸って最高過ぎる! これはある意味最強の雑煮じゃないですか?

せっかくちり酢を準備下さっていたので使いましたが、これは無くても十分に美味しい。なんなら二杯目をこちらのちり酢で食べたいわ😍

ちなみに使われている野菜はクレソンね。

〆のご飯

〆のご飯には3種類のおかずがセット😍

いよいよ、美味しそうに焼かれていたこちらが登場ですか🙌 これ、何のお肉かわかりますか?

はい、先ほどのお肉は鼈(スッポン)でして、こちらは鼈のたれまぶし。本当に鼈って、牛・豚・鶏でもなく、もちろん海鮮にもない美味しさが

やたらうまい🤤

しかも、しっかりのタレが白米とめちゃんこ合うんですわ😍

というわけで、すかさずお米を頬張りました😍 お米はやや硬めの炊き上がり、甘さは強すぎないのでおかずと食べるのがピッタリですね。

ここで泉州の水茄子を食べてホッと一息。

赤出しの具は沈んで見えませんが、シンプルにお豆腐のみ。ともすると、赤出しって味噌が濃くなりがちですが、こちらは上品で出汁も感じる薄口かな。

最後はお楽しみに取っていてたこちら💁‍♂️

なんと、ここで鯛の胡麻和えがあるんです!

程よくザラっとした胡麻感にもっちりとした鯛、単品で食べても絶品ですが白米と合わせて食べると

最強のコンビ🤝

これがあれば無限ごはんだわw

主菓子

甘い物は、蓬(よもぎ)を練り込んだ金団(キントン)。日本語の漢字って読めるけど書けないものが多いですよね。蓬や金団なんて、変換はできるけど自分では書けません🙅‍♂️

蓬って、昔はそこらじゅうに生えていたのに、最近では全然見かけることもない食材。しみじみと美味しいな😍

最後はお抹茶を頂いてご馳走様でした🙏

銀座しのはらの情報

銀座しのはらさんいかがでしたか?

一般的に日本料理というと、ちょっと緊張感のある空間をイメージすると思いますが、しのはらさんにはそのような雰囲気は一切なく、初めてのお客さんにもフレンドリーに会話をしてくれるので居心地の良さが抜群。

名声も手にしているお店とは思えないほど、楽しく過ごせること間違いなし。

また篠原氏の料理や器、はたまた歴史に関する解説も造詣が深く、季節ごとに伺いたくなるお店でした👍

もぺ的には星
★★★★★★★★★

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