鮨業界もコロナの影響を受けて業態が大きく変わろうとしています。その変化の一つが立ち食い寿司店の台頭。ブルペンも明確なコンセプトを持って営業されています。
都内グルメ、静岡グルメ、西湘グルメ、
静岡県東部グルメと言えば
こんにちはもぺこ (@phd_mopeco)です。
毎度もぺもぐのご愛顧ありがとうございます✨
コロナも取り敢えずはひと段落して、街に人が戻りつつある今日この頃みなさまいかがお過ごしでしょうか?
もぺは以前に比べると出張の機会が激減していますが、ちょこちょこ東京出張の機会が出て来て東京のアップもちょっとずつ増やしたいと思っています。
静岡県東部のみなさん、東京は関係ないやと思わずに、東京に行かれる際に参考となるお店を厳選して紹介していきますので是非お付き合い頂けると嬉しいです😊
今回ご紹介したいのは “SUSHI BULLPEN” なんちゅうインパクト大なネーミング! 鮨店で横文字ってだけでも凄いのに、何も鮨とは関係ないブルペンですからねぇ。
伺った際に大将を務められている佐々木 男駆(ササキ ダンク)さんに話を聞いたところ、ネーミングは社長が決められたそう。
ちなみに社長とは、人気鮨店のりんだやらんまるを運営するショートストップの社長さん。
鮨店の板場をマウンドとするなら、マウンドに登るための準備を行うのがブルペン、そんな意味を込めて職人にチャンスを与えるお店としてオープンされたそうです。
いやいや、大将のお名前も男駆とはまたまたビックリ! 野球とは関係ないやんと心の中で突っ込みましたよ(笑)
目次
予約方法
オープン時は店頭に並んでからの整理券制でしたが、現在(21/11/05)は予約制になっております。
昼3部、夜3部の6部制になっており、いずれの時間も早めの時間が予約を取りやすいとのこと。
フラッと入れる可能性はほぼないので
予約は必須です!
お店の外観
お店がある荏原の最寄駅は、東急池上線の戸越銀座駅もしくは東急目黒線の武蔵小山駅から徒歩10~15分。
今回は戸越銀座駅よりお店に向かいました。
戸越銀座の駅前商店街を西に向かいます。
11時前という事もあり、飲食店がまだオープンしていないため人気もまばら状態。
商店街を抜けると中原街道に出るので、道沿いに南西方面へとテクテクお散歩。
ブルペンさんは木製の窓があるところが店舗。オープンの少し前にお店に着きましたが、そこには既に数人いらしてますねぇ。
お鮨屋さんらしくないブルペンの看板と、the おすしと表記された木製の看板(笑)
こちらがブルペンさんの全体像。
もぺが一部で食事をして外に出ると、そこには二部の方々が時間通りに並ばれていました。
駐車場
地方の店舗と違い都内の店舗ですので駐車場はございません🙇♂️
店内の雰囲気
カウンター立ち食いスタイルなので店舗は非常にシンプル。
客席の広さは新橋のあきらさんよりちょっと広い程度でしょうか? 体が大きな人が来ると手狭になってしまうだろうな。
狭い店内なのでスペースを活用すべく、手荷物類はカウンター下にフックが付いておりそちらに吊るすことが可能です👍
ショートストップが手がける鮨店と言えば、名物は羽釜で炊き上げるご飯を使用したシャリ。
立ち食いのブルペンでも使用され
本気でびっくりしたわ!
メニュー
基本的にはコースメニューとなりますが、コースにプラスして一貫毎にオーダが可能です。
ちなみにもぺは、おまかせ+ダンクの両方でお願いしようとしましたが、時間制となっていることから不可😱
よって、ダンクにお好みで追加することに決定。結局、お好みでいっぱい食べたので結果的には同じことになっている気がします(笑)
ちなみにもぺが食べた一部では、全員のオーダーがダンクでした。
ドリンクはこちら💁♂️
ちょっと残念なのは冷茶、こちらは有料なんですね。
いつも通りぼっち鮨のもぺは、鮨と真っ向勝負すべく飲み放題のお茶を選択(笑)
ある店の大将が言っていましたが、鮨屋ではお茶、ガリ、ネタは無料だそうな。ちなみにネタは鮨ネタではなくて話のネタですよ!
大将、無料ネタ使わせて頂きましたよ🤣
ダンク
オーダーは予約時に伝えてあり、入店時には既にカウンターにセットが整っています。
大間本鮪 中トロ
本日の一番打者はこちら大間産 生本マグロ180 kg🐟
マグロはもぺもぐ読者ならご存知のマグロ仲卸のやま幸さん🙌
こりゃ、一番打者がいきなり大谷やん😍
赤酢のシャリにマグロの酸味が合わさると
けしからん
旨さ!
旨味が鮮烈!
まだシャリに赤酢がしっかりと馴染んでないためか、シャリが非常に解けやすくなってるような。シャリの変化にも注目していきます!
鰈
続いては松川鰈より王鰈が登場👏
これはメニューには書かれていなく、渋すぎるほどの二番打者だわ。
こちらは見た目以上の肉厚さ、程良く全体に脂が均一に回ることでしっとりした身質が
ぶち美味い!
さすが王鰈と呼ばれる大型の鰈、熟成されることで旨味が倍増してました🤩
鯵
三番打者は鹿児島 出水産の鯵。
王道のあたりネギ、ややもすると風味がキツくなりがちですが、こちらは嫌味でない程度が心地良く
👍👍👍
墨烏賊
運よく特選ヤマタの生うにを新しくおろすところだったので、写真をパシャっと📸
ダンク大将、お心遣いありがとうございます🙇♂️
四番打者は解けやすいので手渡しにて。
墨烏賊は細過ぎず太過ぎな絶妙なサイズ感にカット、シャキシャキの食感で噛むほどに雲丹と渾然一体となり
最強のコンビ🤝
この辺りでシャリが落ち着いてきた感じ👍
のどぐろ
五番打者はパワー重視でのどぐろさん。
羽釜の上にあった七輪で表面を軽く炙ってあるので
3150😍
最近は脂が乗り過ぎて身の旨味を感じないのどぐろを使うお店がちょこちょこありますが、これは抜群!
シャリも噛むほどにシンプルな甘味が引き出されるわぁ🤤
赤貝
六番打者は大阪出身の赤貝。
サイズは小ぶりですがそこそこ肉厚、間に紐を噛ませてくれているのでボリュームはしっかりあるね🙌
爽やかな香りはあるものの、残念ながら昆布の旨味は感じられず。
車海老
七番打者は車海老。
こちらは才巻サイズですが、食べてみたかった唐子づけでの登場に
心の中でガッポーズ!
良く見て下さい、海老の真ん中には芝エビの朧(おぼろ)と黄身酢を使った古典的なスタイル😍
朧の優しい甘味にほっこりするなぁ。
ただ一つだけ残念だったのが海老が冷たい💦 茹で立てはオペレーション上難しいかもしれないので、せめて茹でおきになると旨さが倍増間違いなし。
鰤
八番打者なのに四番をはれる鰤。
皮目を炙ることで脂が活性化、さらに柚子が脂と共存する程度に効いていて
よだれ5リットル🤤
いくら
九番打者はいくら。
まず驚いたのが粒がめちゃんこデカい! いくらが大きすぎるため軍艦全体が小さく見えるでしょ💦
弾けるような小気味良い食感に味付けも上品で
うまぁ🤩
お椀
ここでお椀の登場。
白味噌仕立てにほっこりしていると、ダンク大将からあと2貫でコースは終わるため追加注文はここでお願いしますとの事。
もぺのガッツリ食べたい気持ちは電話で伝わっていたので、もぺの追加はメモして他のお客さんはメモ無し(笑)
本ブログでは一旦ダンクコースを紹介したのちに、延長戦として追加注文を紹介しますね。
鱒の介
九番打者まで出ちゃったので鱒の介は代走?
鱒の介とはいわゆる国産のキングサーモン、こちらはしっかりと漬けにて😍
やや酸味を感じる漬け、身は柔らかくホロホロ。
穴子
江戸前の締めと言えば煮穴子しかないっすよね😍
トロトロの穴子に香ばしく焼き目を入れるのは、ありそうでなかったスタイルで
👍👍👍
この辺り、ブルペンらしくチャレンジ精神を感じます。
玉
玉は王道スタイルにて。
以上、大将ダンクさんによるダンクコース完結です✨
延長戦
この日のタネを見ていると、まだまだ食べたいものがどっさり🤩
心の赴くままに大量発注しちゃいました。
小肌
握りで絶対に外せないタネと言えば小肌でしょう。
こちらは締めて四日、小肌の旨味が存分に引き出されてジューシーで
うまぁ🤩
間に噛ませた生姜が良いアクセントになってます👏
羽太
羽田は驚きの肉厚さで登場🙌
酢橘の酸味が白身の甘さを引き出し、噛み締めるごとにシャキシャキとした食感が
悶絶必至🔥
赤酢のシャリは一般的には白身と相性がさほど良くないのですが、こちらのシャリは白身とも
最\( ˆoˆ )/高
鰯
鰯は口に入れてびっくり、なんと表面を極軽く炙ってくれてます🔥
脂を落とすと共に炙った香ばしさがon、さらに身がより柔らかくなり
うまぁ🤩
鰆
鰆も炙り、こちらは塩酢橘にて。
1センチを超える厚切りの身は皮目をしっかりと炙って🔥
ちょっと握りがど〜んとしているのは、厚切りの鰆に指を入れシャリと馴染ませようとすると柔らか過ぎて崩れちゃうんですよ💦
ダンク大将も苦戦してこちらは2回目(笑)
こういう失敗談を笑って話せるのもブルペンならではですよね!
北寄貝
北寄貝は注文後に貝から捌いて下さいました🙌
海苔が湿気る前に食べて欲しいと手渡しスタイルを急いでパシャリ。
まず一味がバシッと来たのちに、続いて海苔の香り、ラストは北寄貝の甘さが全体を包み込み
\( ˆoˆ )/
貝類は単調な味になりがちなので、この一味はかなり効果的でした。
赤身
赤身は漬けにしてくれましたよ。
酢橘の酸味にねっとりした食感、やっぱ赤身って美味いよなぁ🤤
鰹
本日BEST3にノミネートされるほど良かったのが鰹。
これが大当たり🎯
注文後に皮目を炭で炙ってくれたのでが、身質が凄くて切り身が自立してました!
炙りに関しては一流店と呼ばれるお店でもガスやトーチだったりします😭 やっぱ炭が良いですよねと大将に振ると、うちは藁を使ってなくてまだまだですよと謙虚な姿勢🙇♂️
剥がし
もぺの追加を一通りこなすと、大将から剥がしもありますけどいかがですかと魅惑的な提案😍
ワクワクドキドキ😍
剥がしとは、筋の間にあるトロの部分、歩留まりが悪く一般的なタネとするほど量が取れない💦
味はもちろん絶品、部位の中でも香りが良く力強い味わいに
なんじゃこの美味さ!
お店の情報
ダンク大将、終始お客さん全体に目を配り店内の雰囲気作りにも気配りが行き届いて👍
いやぁ、お若いのに凄いなぁと感心させられます。
カウンターはアシストしている2番手さんがちょうど良いタイミングで拭いてくれるので、いつもピカピカで心置きなく写真を撮れました👍
あと大将を含めスタッフはTシャツに帽子というスタイル、これが店内をカジュアルな雰囲気にするのに一役買ってる! ちなみにいずれも購入可能だったので、Tシャツを購入するとまさかの第一号💕
新庄じゃないけどもぺが背番号1でお願いします(笑)
全然関係ありませんが、大将が観光で三島に来た際にうちの目の前まで来ていた事実にびっくり! そしてはしゃぎ過ぎて源平川で財布をなくしちゃったそうなので、もし見つけたられた方はもぺまでご一報下さい🙇♂️
年齢や服装に関係なく、フラッと鮨を食べに行ける使い勝手の良いお店✨
令和の元祖立ち喰い寿司と言えば新橋のあきら。現在は築地店もオープンしています。
ブルペンでも使用されていた生本マグロの仲卸と言えばやま幸さん。そんなやま幸が運営するまぐろ丼の専門店が海玄。
心ゆくまでやま幸の美味しいまぐろを満喫することが出来ますよ😍
もぺ的には星
★★★★★★★★☆
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